専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
格闘技・プロレス

新日本 オカダ・カズチカがEVIL制裁で「スッキリしました!」「NJCで優勝してIWGPの闘いに戻る」と宣言

どら増田

2021.02.28

最後のマイクでオカダは、ニュージャパンカップに優勝し、IWGP戦線に戻ることを宣言した。(C)新日本プロレス

最後のマイクでオカダは、ニュージャパンカップに優勝し、IWGP戦線に戻ることを宣言した。(C)新日本プロレス

 インタビューブースでオカダは「今までたくさん乱入とかされてる僕が、クソつまんないなって思ってしまったというのは、相当なお客さんにも伝わってると思ったんでね。やっぱり今日は皆さんにスッキリしてもらう闘いをお見せすることが…まぁ何にもかかってないですが、ベルトもかかってない中で、こうやって(メインを)やらせてもらった。僕が今日負けてたらえらいことになってたと思いますし、やっぱりこういう元気のない世の中だからこそ、しっかりと、スカッとする闘いをお見せしないとダメだなと思ってた」と、このEVIL戦に対する思いを語った。

 さらに、飯伏幸太、内藤哲也の間で巻き起こっているベルト論争については、「統一だとかインターコンチだけだとか、そんなの関係なく、強いヤツがベルト巻けばいいんですよ。そんな単純なことなのに、なんか違うことで闘って、“それってプロレスなの?”っていう…。だったら普通に、リング上で強い人が好き放題やればいいじゃんって僕はそう思いますし、それでお客さんも戸惑ってるのもあると思います…。まぁ、強い人がチャンピオンなわけですから。ただでさえこういう状況、色々と不満がある中で、ベルトや、プロレスでもそういう不満が溜まるようなことをしていてもしょうがない。それは今回の僕もそうですし、IWGP、その二冠の闘いに対してもそうだと思います。強い人がチャンピオンなんですよ。別に僕は統一だろうとインターコンチだけだろうと、知ったこっちゃないですけど」と元王者としてのベルトに対する考えを明かす。
 
「強ければ、ニュージャパンカップに優勝して、IWGP(ヘビー級のタイトルマッチ)を闘って、チャンピオンになるだけですから。そこに向かって、やっぱりみんなが終わって“楽しかったね”っていうようなプロレスをしていきたいと思います」

 ニュージャパンカップ優勝宣言、そしてIWGP二冠についても言及したオカダ。この大阪城を経て新たな展開が生まれてきそうだ。

◆新日本プロレス◆
『CASTLE ATTACK』
2021年2月27日
大阪・大阪城ホール
観衆 1,846人
▼スペシャルシングルマッチ(60分1本勝負)
○オカダ・カズチカ(28分11秒 片エビ固め)EVIL●
※レインメーカー

文●どら増田

【PHOTO】『Road to THE NEW BEGINNING』解説のYOSHI-HASHIがジェイの挑発を受けて襲撃。CHAOSとバレクラの因縁深まる
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号