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モータースポーツ

「最高のルーキー」角田裕毅がF1に持ち込んだ「新鮮さ」に専門メディアが注目!老練な操縦、無線での悪態、オープンさ…

THE DIGEST編集部

2021.04.16

 角田自身は、無線で汚い言葉を吐いてしまうことを「僕の弱点」と捉えており、F2時代まではドライビングにも悪影響を及ぼしていたと以前に語っているが、この行為はF2、F3でよく見られるものであり、それがF1にも持ち込まれたというのが同メディアの見方だ。

 また、パワフルなマシンをしっかりコントロールするルーキーの姿も「目新しい」ものであり、元F1ドライバーのマーティン・ブランドルをも感心させたドライビングは、F2時代までと比べてタイヤ管理などでも洗練さを感じさせたが、それは角田の生来の能力によるものだという。
 
 さらに同メディアによれば、彼が秘密主義でなく、また相手チームの弱点をずばり指摘するなど、何でも包み隠さず発言する姿勢にも新鮮味を感じており、「それが角田を見る楽しみのひとつ」であるとも綴っている。

 また、角田への注目度が非常に高いのは、これまで同じルーキーであるミック・シューマッハーやニキータ・マゼピンよりも露出が少なかったこともあり、今、人々は未知の才能を一から見ている状態であり、それが彼をエキサイティングな存在にしている理由のひとつなのだという。

 世界からの関心を集めている角田。イモラでのレースでは、また新たな顔を我々に見せてくれるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【関連動画】アルファタウリが公開した角田裕毅とガスリーのイモラでのテスト走行の様子

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