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ラグビー

「4年間この日のことを思い続けてきた」不世出の主将リーチ・マイケルが2度の受難を乗り越えて悲願を達成するまで

齋藤龍太郎

2019.11.06

「子どもたちがラグビー日本代表になりたいと思ってくれるとうれしい」。リーチはスッキリとした表情で語った。写真:茂木あきら(THE DIGEST写真部)

「子どもたちがラグビー日本代表になりたいと思ってくれるとうれしい」。リーチはスッキリとした表情で語った。写真:茂木あきら(THE DIGEST写真部)

 しかし、3戦目のサモア戦では先発復帰し(ゲームキャプテンは引き続きラブスカフニ)、4戦目のスコットランドではゲームキャプテンにも復帰し、何度も苦杯を喫してきたスコットランドを撃破した。リーチはキャプテンとして、またボールキャリアー、タックラーとして、日本代表初の決勝トーナメント進出に大いに貢献した。

 準々決勝の南アフリカ戦では3-26と完敗。試合後、リーチは今大会をこのように振り返った。

「4年間この日のことを思い続けてきた。アジア初のワールドカップ、またアジア初のベスト8進出は監督たちのおかげ。アジア全体としてよかったと思う。日本はこれからますます強くなっていく」
 
 翌朝にはすっきりとした表情で、「子どもたちがラグビー日本代表になりたいと思ってくれるとうれしい」とラグビー界の未来を語った。

 リーチにとってラグビーワールドカップとはどのような大会だったのか。今春、リーチはこのように語っていた。

「キャラクター(人格、人間性)が試される場所です。そして、自分たちの本領を発揮できるかどうかというチャレンジの場だと捉えています。個々の選手のラグビーキャリアのピークで迎える大会なので、大きなプレッシャーがかかり、誰もが『勝ちたい』と思っています。非常に難しい場所であり、しかし特別な場所です」

 3度目の特別な場所で、時に苦悩しながらも、稀代のキャプテンはベスト8という悲願を達成した。リーチの夢はより若い世代、そして子どもたちの世代へと受け継がれていくことだろう。

取材・文●齋藤龍太郎(楕円銀河)

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