一部から非難を浴びた予選Q３でのクラッシュについても、「確かに小さなアクシデントに見舞われたが、それはQ３のことであり、十分に起こり得ることだ。実際、ユウキよりも経験豊富なドライバーも同じことをしている」と擁護。そして、「彼のレースペースは時々、信じられないものだった。彼は本当に速く、そのために何かが起こるのではないかと本当に心配していた」と語った。また、「彼は非常に良い方向に進んでおり、この先もう少し経験を積むことで、シーズンの後半は彼が知っている（走行経験がある）コースで良い結果を出すだろう」と、今後に向けて21歳のルーキーに期待を寄せている。
  　首脳陣を満足させるパフォーマンスで車のポテンシャルを引き出し、さらなる上を目指せることも示したバクーでの週末が、角田にも、アルファタウリにも、大きな自信を与えたはずだ。次戦フランスGPからは３週連続開催となるが、これがさらに彼らの勢いを増すことになるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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