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モータースポーツ

「最後のラップが悔しい」角田裕毅、自己最高7位も満足感なし。同僚ガスリーは「本当に良いレースをした」と賛辞

THE DIGEST編集部

2021.06.07

アゼルバイジャンGPは7位でポイントを獲得した角田。同僚のガスリーは3位と、チームとして大きな成果を残した。(C)Getty Images

アゼルバイジャンGPは7位でポイントを獲得した角田。同僚のガスリーは3位と、チームとして大きな成果を残した。(C)Getty Images

 F1第6戦アゼルバイジャン・グランプリの決勝が6月17日、同国の首都バクーの市街地コースで開催され、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は7位でフィニッシュ。開幕戦バーレーンGP以来のポイント獲得を果たした。

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 予選でF1での最高順位となる7番手につけ、決勝への期待が高まっていたルーキーは、スタートで順位をひとつ落とすも、序盤のうちに回復し、さらに終盤は前を行くシャルル・ルクレールに迫りつつあったが、マックス・フェルスタッペンのクラッシュでレースは赤旗中断。スタンディングスタートによる再開後、ランド・ノリス、フェルナンド・アロンソの追い越しを許し、7位でチェッカーを受けた。

 グリッドの順位を守り、6ポイントを獲得(通算8ポイント)した角田だったが、やはりリスタート後に順位を落とした悔しさの方が大きく、F1公式のインタビューではレース全体をポジティブなものだったと認めながらも、「本当に怒っている」と正直な気持ちを表わし、チームの公式サイトでも、予選同様に複雑な心の内を明かした。
 
「今週末はマシンのペースが良かっただけに、今日の最終結果には少し不満を感じています。レースのスタートは問題なかったし、赤旗が出るまでは、僕のパフォーマンスはとても良かったと思います。残念ながら、最後に2つ順位を落としてしまいました。何か違うことができたのかは分かりませんが、今夜全てを分析し、現状をより良く理解できるようにします。ただ、7位 はチームにとって重要なポイントを意味します」

 さらに自身のSNSでも「赤旗の後、良いポジションにマシンを持っていくことができませんでした。レース全体を見ればポジティブに思えるのですが、最後のラップが悔しいです」と綴るなど、満足とは程遠いことを窺わせたが、「表彰台(3位)を獲得したピエール(・ガスリー)におめでとうと言いたい。チームはそれに値するし、素晴らしい結果でした」とチームメイトを祝福し、アルファタウリの働きを称えることも忘れなかった。
 
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