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【マーメイドステークス直前展望】ポテンシャルの高いサンクテュエールが復活勝利を狙う!魅力的な対抗馬とは?

三好達彦

2021.06.19

 ラストに挙げたいのは、はかなりの人気薄となりそうなカセドラルベル(牝5歳/栗東・西村真幸厩舎)を挙げておきたい。

 3勝クラスを脱したのが昨夏という晩成型の馬で、京都大賞典(G2)から重賞戦線に参戦を開始。勝利はないが、不得手なダート戦以外で大敗したレースはなく、前走の都大路ステークス(L)では、勝ち馬と0秒1差の4着に健闘した。

 条件戦も含めてではあるが、阪神の芝コースは〔2・0・0・2〕という実績を残す得意の舞台。その手綱さばきに熟練の技を感じさせるようになった和田竜二騎手がカセドラルベルからどんな新味を引き出すかも楽しみな点である。
 
 前走のメイステークス(OP)を快勝した勢いをもって臨むアブレイズ(牝4歳/栗東・池江泰寿厩舎)、重・不良馬場で〔2・0・0・0〕とタフな馬場を得意とし、昨年の秋華賞で5着に入った実績を持つミスニューヨーク(牝4歳/栗東・杉山晴紀厩舎)、阪神の芝コースで〔2・3・1・2〕という優れた適性を示し、格上挑戦ながら52㎏という軽ハンデに惹かれるイズジョーノキセキは、いずれも注目に値する。

 さらに爆発的な末脚を繰り出して前走のシドニートロフィーを制してオープン入りしたソフトフルート(牝4歳/栗東・斉藤崇史厩舎)、骨折放牧明けになるが、G3で3、2着した経験を持つアンドラステ(牝5歳/栗東・中内田充正厩舎)も押さえておきたい“相手”には事欠かない。これらの上位人気馬を絡めながら、翌週に待ち受ける春の大一番、宝塚記念(G1)の軍資金を手にしたいものだ。

文●三好達彦

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