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モータースポーツ

角田裕毅の去就には様々な可能性が?マルコ顧問が絶賛するライバルの出現、そしてペレスの代役説

THE DIGEST編集部

2021.08.24

 他にも、「リアムはミスを犯しても、それを二度続けて見せることはない。彼は分析力にも優れている」とマルコ顧問の賛辞は続いており、そう遠くない未来に、ローソンがレッドブル・グループのF1ドライバーたちにとってのライバルとなる可能性もあるだろう。もちろん、その時には角田のシートも狙われることになるはずだ。

 角田の去就に関連するニュースとしては、他にスペインの専門メディア『SOY MOTOR』が、レッドブルのセルジオ・ペレスが契約延長の条件としてマックス・フェルスタッペンと同等の扱いを要求(つまりセカンドドライバーの役割を拒否)したと報じており、マルコ顧問が現時点で31歳のメキシコ人ドライバーの働きに完全に満足していないこともあって、代役を起用する可能性があるとしている。
 
 その際に候補として挙げられるのが、まず今季見事なパフォーマンスを発揮しているガスリー、続いて昨季のレッドブルのドライバーで、今季はリザーブを務めるアレクサンダー・アルボン、そして角田もそのひとり。とはいえ、同メディアは「ガスリーほどの経験を積んでいないことから、角田という説は非常に可能性が低そうだが……」と付け加えてもいる。

 いずれにせよ、間もなく始まる後半戦でのドライビングと結果が、角田の今後に少なくない影響を与えるのは間違いない。彼がここまでに積んだ経験と学習が、どのような形で活かされるが非常に興味深いところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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