最も順位が入れ替わりやすいオープニングラップも対象となるため、スターティンググリッドがどこになるかは大事な要素となると言える(ポールポジションのドライバーはここでは不利となる)。ちなみに、今季11レースのオープニングラップに限った順位上昇の通算ランキングでは、アルファロメオのキミ・ライコネンが「30」で断トツのトップ、これにランス・ストロール(19)、ヴェッテル(18)のアストンマーティン勢、ハースのミック・シューマッハー(16)、そしてアルファタウリの角田裕毅(12)が続いている。
角田が5位につけたのは、中断前の最後のレースとなったハンガリーGPで上位陣の多重事故によって16番手から5番手にジャンプアップを果たしたことが大きく、これは残念ながら「追い抜き」とは認められないだろう。今季は開幕戦バーレーンGPで、ヴェッテル、ライコネン、フェルナンド・アロンソといった歴代王者を次々に抜き去る見事なパフォーマンスを披露した角田だが、その後のレースではあまりバトルは多くない印象だ。
この賞の創設によってレースが活性化するかどうかは不明だが、各ドライバーのドライビングを評価する上での指標のひとつとしては有効であり、それぞれの意外な面も見えてくるかもしれない。なお、同賞は最多の追い抜きを見せたドライバーだけでなく、年間王者にも贈られるとのことである。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】歴代の名車がずらり!!F1世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介!!
角田が5位につけたのは、中断前の最後のレースとなったハンガリーGPで上位陣の多重事故によって16番手から5番手にジャンプアップを果たしたことが大きく、これは残念ながら「追い抜き」とは認められないだろう。今季は開幕戦バーレーンGPで、ヴェッテル、ライコネン、フェルナンド・アロンソといった歴代王者を次々に抜き去る見事なパフォーマンスを披露した角田だが、その後のレースではあまりバトルは多くない印象だ。
この賞の創設によってレースが活性化するかどうかは不明だが、各ドライバーのドライビングを評価する上での指標のひとつとしては有効であり、それぞれの意外な面も見えてくるかもしれない。なお、同賞は最多の追い抜きを見せたドライバーだけでなく、年間王者にも贈られるとのことである。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】歴代の名車がずらり!!F1世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介!!