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モータースポーツ

「レース不可能なのは明らか」角田裕毅が“視界ゼロ”のベルギーGPのリアルな危険度を告白「7番手以降は視界がほとんどない」

THE DIGEST編集部

2021.08.30

 ちなみに、3時間以上の待ち時間の中で、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)ら幾人かのドライバーは空腹を我慢したことを告白しているが、角田は軽く食事(サンドウィッチ)を採ったようで、「食べたものを消化するために、何か別の運動をしなければなりません!」と彼らしいジョークも飛ばしている。
 
 アルファタウリのフランツ・トスト代表は「安全が最優先事項である」として、角田同様に運営側の決定を支持したが、「ユウキは16番手(実際はペレスのクラッシュで15番手)からのスタートだったので、ポイントを獲得するチャンスはあった」と、無念の思いも吐露。一方、レッドブルの公式サイトは「予選17番手でウェットレースの経験不足が露呈した角田は、追い越しのないレースで順位を2つ上げた」と伝えた。

 思わぬ結末となったベルギーGPだが、角田は気持ちを切り替え、次週、36年ぶりの開催となるオランダGPで鬱憤を晴らすようなパフォーマンスを発揮できるか。

構成●THE DIGEST編集部

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