メディアの報じ方は、『planetf1』が「Q２で赤旗の不運に見舞われて15番手も、彼は意図したアプローチだったとして、自身の進歩に満足感を示した」、『dziel pasje』は「Q２では最下位に終わったものの、それでも日本人は非常に満足している」、『F1 CHIRONICLE』は「予選で苦労した角田にとっては最高の１日ではなかった」というものだった。
  　最もポジティブだったのは『MOTORIONLINE』で、「ルーキーとして初めてのザントフォールトのコースでQ２に進み、ベテランのセルジオ・ペレス（レッドブル）とともに８列目に並ぶのは素晴らしい結果と言えよう。だが２度の赤旗により、フレッシュタイヤを履いた角田は、新たな自己最速ラップを記録することは許されなかった……」と綴られた。

　初日の後、アルファタウリのフランツ・トスト代表は「FP１で走れなかったにもかかわらず、FP２ではラップごとにパフォーマンスを上げるなど、非常に良い仕事をした」と角田を称賛するとともに、「明日の予選ではQ３進出を期待している」とも語っていた。残念ながら先週のベルギーGP決勝同様、外的要因によってチャレンジ自体を阻まれしまった角田だが、予選で得た好感触を決勝の好結果に結びつけることが期待される。

構成●THE DIGEST編集部

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