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モータースポーツ

オランダGPはPUトラブルでリタイアの角田裕毅「ガスリーが同僚の存在感を徹底的に消した」と好対照ぶりを指摘するメディアも

THE DIGEST編集部

2021.09.06

 マックス・フェルスタッペンの母国GP優勝を喜んだレッドブルは、公式サイトで「14番手からポイント圏外を走っていたが、PUのトラブルによって角田の午後はより難しいものとなった」と伝えているが、多くの各国専門メディアもこれを報道。『F1 MAXIMAAL.NL』は「角田はあまり幸せではなく、その理由は理解できる。日本人ドライバーはPUの問題で脱落した」と綴っている。
 
 他にも、『F1 CHIRONICLE』は「ピエール・ガスリー(4位入賞)にとっては素晴らしい1日となったが、そのチームメイトは失望を味わった」、『THE RACE』は「強烈な印象を与えたガスリーが、徹底的に角田の存在感を消すこととなった」、そして『terra』は「アルファタウリにとっては、様々な感情が入り混じる日曜日となった。ガスリーの4位入賞の喜びと、角田のポイントを得られなかった悲しみ……。ルーキーには、フランスドライバーと同じストーリーは訪れなかった」と、やはり軒並みネガティブな論調となった。

大事な夏の3連戦は、残念な結末で2レースが終了。『GPBLOG』は「F1の明るい未来を約束している若いドライバーたち」として、フェルスタッペン以外に、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ミック・シューマッハー(ハース)とともに角田の名前を挙げているが、それを証明するためにも、そして後半戦の飛躍を実現するためにも、今週末のイタリアGPでは是が非とも結果を残したいところである。

構成●THE DIGEST編集部

【関連動画】「強烈な印象を与えた」チームメイト、4位入賞を果たしたガスリーの追い抜きシーン
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