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モータースポーツ

「ホンダでさえアロンソに降伏」40歳アロンソの7年ぶり表彰台に海外メディアが反応!本人は充実感「やっと辿り着いた」

THE DIGEST編集部

2021.11.25

 タイトル争いへの参戦を表明するとともに、まずは100回目の表彰台を目指したいとも語った40歳に対しては、関係者からも多くの賛辞が寄せられ、F1テクニカルディレクターのロス・ブラウンは、「フェルナンドが表彰台に上がるのは素晴らしかったし、アルピーヌの週末がうまくいくのを見るのも素晴らしかった。私はフェルナンドの大ファンであり、彼のような偉大な才能の持ち主が2度しか年間王者になっていないことを残念に思っている」と語った。

 そして、マクラーレン時代に共闘したホンダからも「ベテランらしい素晴らしい走りで7年ぶりの表彰台を獲得したかつてのチームメイト、アロンソ選手におめでとうの言葉を贈ります」(田辺豊治TD)との祝福メッセージが公式サイトを通して贈られたが、これに多くの海外メディアが注目している。
 
 というのも、かつてアロンソがなかなか性能が向上しないホンダのパワーユニットに痺れを切らして「GP2エンジンだ」と批判し、またインディーカーレース参戦時にはホンダ側が彼のドライビングを拒否したと報じられるなど、両者の間には深い因縁があったからだ。アロンソは先月、フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』でのインタビューで、キャリアにおいて後悔していることとして、「2015年か16年にF1を離れて、違うカテゴリーの経験をしておくべきだった」とも語っている。

 こうしたことを踏まえ、スペインの放送局『laSexta』は「ホンダでさえアロンソに降伏。彼の元友人は“マジック”の“優れたスキル”を称賛した」と綴り、田辺TDがアロンソのタイヤ・マネジメントの能力の素晴らしさに言及したことを伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

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