◆スターダムが日本武道館に初進出!メインイベントではジュリアが衝撃の丸坊主に…
新日本と同じくブシロード傘下の女子プロレス団体「スターダム」は3月3日、日本武道館に初進出を果たした。
この歴史的な大会には、女子プロレス界のレジェンドである長与千種をはじめ、愛川ゆず季らスターダムOG、スターダムからシードリングに移籍した高橋奈七永、世志琥なども参戦。さらにテレビのゲスト解説で現在はタレントとして活躍中の元女子プロレスラー北斗晶が見守り、小さくない話題となった。
大注目のメインイベントでは、ジュリアが保持していた白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王座に中野たむが挑戦。敗者髪切りマッチとして完全決着ルールで行なわれた決戦は、文字通りの死闘となった。そんな試合はふたりの重たい張り手の音だけが響き渡るなか、垂直落下式ブレーンバスターからトワイライトドリームで畳み掛けたたむがカウント3を奪取した。
試合後、たむは髪切りを断ろうとしたが、ジュリアは「これ以上、恥をかかせるな!」と潔く頭にバリカンを入れた。なお、この大会でコロナ禍ながら3381人(満員)をマークしたスターダムは、大阪城ホールなどビッグマッチを連発。12.29には両国国技館にも進出するなど、勢いが止まらない。
◆スターライト・キッド、SHO…闇堕ちレスラーにブレイクの兆し!
全てはスターダムの2.25新木場1stRING大会で、STARSのルアカ(琉悪夏)が味方である岩谷麻優にイス攻撃をした時から始まった。
琉悪夏はこれで闇堕ちをしてヒールユニット大江戸隊入り。大江戸隊のリーダー刀羅ナツコはSTARSからさらなる引き抜きを宣言。両ユニットは敗者ユニット脱退マッチを繰り広げ、ゴキゲンです☆(フキゲンです★)、スターライト・キッドが続けて大江戸隊に闇堕ちしてしまった。
琉悪夏が大江戸隊に寝返った際に、かなり怒りを露わにしていたキッドだが、闇堕ち後に黒い虎に変貌すると、ハイスピード王座を獲得するなど大躍進。ナツコが怪我で長期欠場になると大江戸隊の中心人物として画策し、クイーンズクエストからリーダーの渡辺桃を引き抜いてみせた。
新日本マットでもCHAOSのロッポンギ3KとしてYOHとヤングライオン時代から行動をともにしていたSHOが、9.4メットライフドーム大会でYOHとの試合後、EVILらとバレットクラブ内ユニットHOUSE OF TORTURE結成を表明した。
SHOは7月に旗揚げした新団体GLEATに単身で乗り込みUWFルールで快勝を収めるなど、今後が期待されていた矢先の闇堕ちだっただけに惜しむ声も多いが、レスラーとしてステータスは確実に上がったと言える。今後も躍進を狙ったヒールターンをする選手は出て来るだろう。 ◆SKE48荒井優希が東京女子プロレスでプロレス本格デビュー!
5月4日、「東京女子プロレス」は、後楽園ホールで「YES! WONDERLAND 2021~僕らはまだ夢の途中~」を無観客で開催。ここで人気アイドルグループ・SKE48荒井優希が本格的なプロレスデビューを飾った。
荒井は18年2月23日、愛知県体育館で行なわれた豆腐プロレスのリアルプロレスイベントにバブリー荒井のリングネームで出場。同10月にはDDTプロレスが管理するアイアンマンヘビーメタル級王座を奪取し、同28日に開催された同団体の後楽園大会では「女子時間差バトルロイヤル」に参戦。2人残りで最後は伊藤麻希に敗れた。
しかし、その素質にほれ込んだCyberFight高木三四郎社長がラブコールを送り続けた結果、本格的なプロレス参戦を決断。練習に励んだ荒井は、ついに今年デビューを果たしたのである。
アイドルとプロレスラーを兼務する「アップアップガールズ(プロレス)」の渡辺未詩とタッグを組んだ荒井は、九州発のアイドルグループ「LinQ」元メンバーの伊藤麻希と、WRESTLE-1公式サポーター「Cheer1」の遠藤有栖とのコンビと激突した。アイドル4人のそろい踏みとなった一戦で先発した荒井は遠藤と腕の取り合い、グラウンドでの攻防では互角に渡り合い、渡辺と連係のダブルエルボーを決めるなど成長ぶりをアピールした。
試合は伊藤にヘッドバットからDDT、倒れ込み式ヘッドバット、伊藤デラックスとたたみかけられてギブアップ負けを喫したものの、荒井は「今日は負けちゃったけど絶対強くなるので見ててください。応援よろしくお願いします」と宣言。いまもプロレスラーとして成長をし続けている。
2022年は新日本とノアの対抗戦(1.8横浜アリーナ)がチケット全席完売というニュースが話題を呼んでいる。さらにスターダムの快進撃が続くのは言うまでもなく、プロレス界は明るい話題が多いだけに、来年も期待できそうだ。
取材・文●どら増田
【動画】プロレス界に衝撃! ジュリアが見せた決意の断髪シーンをチェック
新日本と同じくブシロード傘下の女子プロレス団体「スターダム」は3月3日、日本武道館に初進出を果たした。
この歴史的な大会には、女子プロレス界のレジェンドである長与千種をはじめ、愛川ゆず季らスターダムOG、スターダムからシードリングに移籍した高橋奈七永、世志琥なども参戦。さらにテレビのゲスト解説で現在はタレントとして活躍中の元女子プロレスラー北斗晶が見守り、小さくない話題となった。
大注目のメインイベントでは、ジュリアが保持していた白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王座に中野たむが挑戦。敗者髪切りマッチとして完全決着ルールで行なわれた決戦は、文字通りの死闘となった。そんな試合はふたりの重たい張り手の音だけが響き渡るなか、垂直落下式ブレーンバスターからトワイライトドリームで畳み掛けたたむがカウント3を奪取した。
試合後、たむは髪切りを断ろうとしたが、ジュリアは「これ以上、恥をかかせるな!」と潔く頭にバリカンを入れた。なお、この大会でコロナ禍ながら3381人(満員)をマークしたスターダムは、大阪城ホールなどビッグマッチを連発。12.29には両国国技館にも進出するなど、勢いが止まらない。
◆スターライト・キッド、SHO…闇堕ちレスラーにブレイクの兆し!
全てはスターダムの2.25新木場1stRING大会で、STARSのルアカ(琉悪夏)が味方である岩谷麻優にイス攻撃をした時から始まった。
琉悪夏はこれで闇堕ちをしてヒールユニット大江戸隊入り。大江戸隊のリーダー刀羅ナツコはSTARSからさらなる引き抜きを宣言。両ユニットは敗者ユニット脱退マッチを繰り広げ、ゴキゲンです☆(フキゲンです★)、スターライト・キッドが続けて大江戸隊に闇堕ちしてしまった。
琉悪夏が大江戸隊に寝返った際に、かなり怒りを露わにしていたキッドだが、闇堕ち後に黒い虎に変貌すると、ハイスピード王座を獲得するなど大躍進。ナツコが怪我で長期欠場になると大江戸隊の中心人物として画策し、クイーンズクエストからリーダーの渡辺桃を引き抜いてみせた。
新日本マットでもCHAOSのロッポンギ3KとしてYOHとヤングライオン時代から行動をともにしていたSHOが、9.4メットライフドーム大会でYOHとの試合後、EVILらとバレットクラブ内ユニットHOUSE OF TORTURE結成を表明した。
SHOは7月に旗揚げした新団体GLEATに単身で乗り込みUWFルールで快勝を収めるなど、今後が期待されていた矢先の闇堕ちだっただけに惜しむ声も多いが、レスラーとしてステータスは確実に上がったと言える。今後も躍進を狙ったヒールターンをする選手は出て来るだろう。 ◆SKE48荒井優希が東京女子プロレスでプロレス本格デビュー!
5月4日、「東京女子プロレス」は、後楽園ホールで「YES! WONDERLAND 2021~僕らはまだ夢の途中~」を無観客で開催。ここで人気アイドルグループ・SKE48荒井優希が本格的なプロレスデビューを飾った。
荒井は18年2月23日、愛知県体育館で行なわれた豆腐プロレスのリアルプロレスイベントにバブリー荒井のリングネームで出場。同10月にはDDTプロレスが管理するアイアンマンヘビーメタル級王座を奪取し、同28日に開催された同団体の後楽園大会では「女子時間差バトルロイヤル」に参戦。2人残りで最後は伊藤麻希に敗れた。
しかし、その素質にほれ込んだCyberFight高木三四郎社長がラブコールを送り続けた結果、本格的なプロレス参戦を決断。練習に励んだ荒井は、ついに今年デビューを果たしたのである。
アイドルとプロレスラーを兼務する「アップアップガールズ(プロレス)」の渡辺未詩とタッグを組んだ荒井は、九州発のアイドルグループ「LinQ」元メンバーの伊藤麻希と、WRESTLE-1公式サポーター「Cheer1」の遠藤有栖とのコンビと激突した。アイドル4人のそろい踏みとなった一戦で先発した荒井は遠藤と腕の取り合い、グラウンドでの攻防では互角に渡り合い、渡辺と連係のダブルエルボーを決めるなど成長ぶりをアピールした。
試合は伊藤にヘッドバットからDDT、倒れ込み式ヘッドバット、伊藤デラックスとたたみかけられてギブアップ負けを喫したものの、荒井は「今日は負けちゃったけど絶対強くなるので見ててください。応援よろしくお願いします」と宣言。いまもプロレスラーとして成長をし続けている。
2022年は新日本とノアの対抗戦(1.8横浜アリーナ)がチケット全席完売というニュースが話題を呼んでいる。さらにスターダムの快進撃が続くのは言うまでもなく、プロレス界は明るい話題が多いだけに、来年も期待できそうだ。
取材・文●どら増田
【動画】プロレス界に衝撃! ジュリアが見せた決意の断髪シーンをチェック