◆中島啓太のツアー初優勝
ポスト松山も確実に育ってきていると証明したのが、パナソニックオープンで達成した「中島啓太のツアー初優勝」だ。
永野竜太郎とのプレーオフではプレッシャーがかかる中、最後は難しいパーパットを沈めて勝利を呼び寄せた。世界アマチュアランキング1位ながら今年の全米アマで予選落ちを喫し、自分のゴルフを見つめ直したことでひと回り大きく成長した。
国内男子ツアーでのアマチュア優勝は倉本昌弘、石川遼、松山、金谷拓実に続く史上5人目であり、改めてポテンシャルの高さを証明したとも言える。中島はその2か月後に開催されたアジア・パシフィック選手権でも優勝し、22年のマスターズ出場権を獲得。松山は同じルートでベストアマを獲得しただけに、中島への期待も自然と大きくなる。
◆国内女子の賞金ランキング上位5人が23歳以下
若手の躍進と言えば、やはり国内女子ツアーだろう。「賞金ランキング上位5人が23歳以下」というデータがそれを証明している。
1位の稲見が22歳、2位の古江彩佳が21歳、3位の小祝さくらが23歳、4位の西郷真央が20歳、5位の西村優菜が21歳(いずれもシーズン終了時)で、平均年齢が21.4歳だった。
西郷以外は年間3勝以上を挙げており、合計で17勝に達する。もっとも西郷は未勝利ながらも2位が年間7回あり、ツアー記録となる23試合連続アンダーパーを継続中だ。
22年は古江が米ツアーに参戦するものの、他の若手が台頭する下地もあるだけに、まだしばらくはアンダー25時代が続きそうだ。
文●山西英希
著者プロフィール/平成元年、出版社に入社し、ゴルフ雑誌編集部所属となる。主にレッスン、観戦記などのトーナメントの取材を担当。2000年に独立し、米PGAツアー、2007年から再び国内男子、女子ツアーを中心に取材する。現在はゴルフ雑誌、ネットを中心に寄稿する。
【動画】松山英樹が悲願のメジャー初制覇!マスターズ最終日のハイライトをチェック
ポスト松山も確実に育ってきていると証明したのが、パナソニックオープンで達成した「中島啓太のツアー初優勝」だ。
永野竜太郎とのプレーオフではプレッシャーがかかる中、最後は難しいパーパットを沈めて勝利を呼び寄せた。世界アマチュアランキング1位ながら今年の全米アマで予選落ちを喫し、自分のゴルフを見つめ直したことでひと回り大きく成長した。
国内男子ツアーでのアマチュア優勝は倉本昌弘、石川遼、松山、金谷拓実に続く史上5人目であり、改めてポテンシャルの高さを証明したとも言える。中島はその2か月後に開催されたアジア・パシフィック選手権でも優勝し、22年のマスターズ出場権を獲得。松山は同じルートでベストアマを獲得しただけに、中島への期待も自然と大きくなる。
◆国内女子の賞金ランキング上位5人が23歳以下
若手の躍進と言えば、やはり国内女子ツアーだろう。「賞金ランキング上位5人が23歳以下」というデータがそれを証明している。
1位の稲見が22歳、2位の古江彩佳が21歳、3位の小祝さくらが23歳、4位の西郷真央が20歳、5位の西村優菜が21歳(いずれもシーズン終了時)で、平均年齢が21.4歳だった。
西郷以外は年間3勝以上を挙げており、合計で17勝に達する。もっとも西郷は未勝利ながらも2位が年間7回あり、ツアー記録となる23試合連続アンダーパーを継続中だ。
22年は古江が米ツアーに参戦するものの、他の若手が台頭する下地もあるだけに、まだしばらくはアンダー25時代が続きそうだ。
文●山西英希
著者プロフィール/平成元年、出版社に入社し、ゴルフ雑誌編集部所属となる。主にレッスン、観戦記などのトーナメントの取材を担当。2000年に独立し、米PGAツアー、2007年から再び国内男子、女子ツアーを中心に取材する。現在はゴルフ雑誌、ネットを中心に寄稿する。
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