ジュリアは敗れたからこそ、「打倒・朱里」という思いを強くした。試合後には赤いベルトも狙っていくと同時に、テクラとのタッグでゴッデス・オブ・スターダム(タッグ)王座を狙うとコメント。アイスリボン離脱時からの因縁がある鈴季すずとのシングルマッチ実現も待たれるところであり、ジュリアには“次”があるのだ。
岩谷は朱里戦を終えると、これからSWA世界王座を獲りにいくとコメントした。すでの赤、白、タッグ、6人タッグ、ハイスピードのベルトは巻いている。ベルトができた時点で保持権利(デビュー3年未満、20歳以下)がなかったフューチャー・オブ・スターダム王座を除いて、SWA奪取に成功すれば、タイトル全制覇となる。それも“アイコン”岩谷らしい道だ。
また朱里とジュリアは、タイトルマッチでの対戦を前にタッグを解散。朱里は両国に「最強のボディガードを連れてくる」と予告していたが、その正体は元アクトレスガールズの三浦亜美。長身から繰り出すチョップを武器とする新鋭だ。ケガで欠場していたが復帰の舞台がスターダム、朱里との新ユニットとなる。
両国でのジュリア戦は、朱里にとっては、長く組んできたユニット「ドンナ・デル・モンド」での最後の試合だった。
「私は後戻りしないし、進化を止めない。自分の道を突き進んでいきます」
そう宣言した朱里。2日目を終えて話を聞くと、新ユニットを作り、4月から始動するからこそベルトを守らなければという気持ちも強かったという。
また、この両国2連戦では、「WWE」から古巣復帰を果たしたKAIRIの試合も話題となった。今後も継続参戦を希望しており、全興行ではないもののこれからもリングに上がるようだ。
ビッグマッチを終えたばかりだが、スターダムは4月3日から恒例の「シンデレラ・トーナメント」を開始する。今年は史上最多30名の選手がエントリー。さらに、トーナメント開始前ながらリーグ戦「5★STAR GP」開催もアナウンスされた。こちらは7月末の大田区総合体育館2連戦からスタートする。
昨年よりも規模を拡大し、常に動き続けるスターダム。勢いはまったく衰えることがない。朱里はキャリア14年目にして、その頂点に君臨しているのだ。
取材・文●橋本宗洋
【スターダムPHOTO】朱里がジュリアとの死闘を制し赤のベルトを死守。DDMと決別し新ユニット結成へ
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岩谷は朱里戦を終えると、これからSWA世界王座を獲りにいくとコメントした。すでの赤、白、タッグ、6人タッグ、ハイスピードのベルトは巻いている。ベルトができた時点で保持権利(デビュー3年未満、20歳以下)がなかったフューチャー・オブ・スターダム王座を除いて、SWA奪取に成功すれば、タイトル全制覇となる。それも“アイコン”岩谷らしい道だ。
また朱里とジュリアは、タイトルマッチでの対戦を前にタッグを解散。朱里は両国に「最強のボディガードを連れてくる」と予告していたが、その正体は元アクトレスガールズの三浦亜美。長身から繰り出すチョップを武器とする新鋭だ。ケガで欠場していたが復帰の舞台がスターダム、朱里との新ユニットとなる。
両国でのジュリア戦は、朱里にとっては、長く組んできたユニット「ドンナ・デル・モンド」での最後の試合だった。
「私は後戻りしないし、進化を止めない。自分の道を突き進んでいきます」
そう宣言した朱里。2日目を終えて話を聞くと、新ユニットを作り、4月から始動するからこそベルトを守らなければという気持ちも強かったという。
また、この両国2連戦では、「WWE」から古巣復帰を果たしたKAIRIの試合も話題となった。今後も継続参戦を希望しており、全興行ではないもののこれからもリングに上がるようだ。
ビッグマッチを終えたばかりだが、スターダムは4月3日から恒例の「シンデレラ・トーナメント」を開始する。今年は史上最多30名の選手がエントリー。さらに、トーナメント開始前ながらリーグ戦「5★STAR GP」開催もアナウンスされた。こちらは7月末の大田区総合体育館2連戦からスタートする。
昨年よりも規模を拡大し、常に動き続けるスターダム。勢いはまったく衰えることがない。朱里はキャリア14年目にして、その頂点に君臨しているのだ。
取材・文●橋本宗洋
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