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モータースポーツ

F1第2戦決勝、角田裕毅はグリッドにすら並べず失望と苛立ち。各国メディアは「悪夢の週末」「災難」「かわいそう」と同情

THE DIGEST編集部

2022.03.28

 これに対し、アルファタウリのテクニカルディレクター、ジョディ・エギントンは「駆動系の問題でスタートできなかったユウキについては、言葉がない。我々全員が苛立ちを感じており、この問題を確実に解決するために多くの分析を行なう必要がある」とのコメントを残し、フランツ・トスト代表は「ユウキの車は油圧に問題があったため、レースを取りやめなければならなかった」と明かし、「難しいレースだった。車がグリッドに着けない時は、いつも失望が大きい」と心情を吐露した。
 
 F1公式サイト『F1.com』は「角田のグリッドに到達する前のメカニカルトラブルは、(前日のクラッシュで欠場が決まった)ミック・シューマッハーに続いての不在となり、レースは18台だけで行なわれることを意味した」と伝え、オランダのF1専門メディア『GPTODAY』は「角田は沈黙」と題した記事で、「ミックのクラッシュの後、レースでの混沌とした争いを愛する人々にとっては、さらなる悪いニュースがもたらされた」と報じた。

 同じくオランダの『RN365』は「悪夢の週末、角田はレース前に脱落」と報道。『RaceXpress』は「角田は予選でアクションを起こすことはなく最後尾からのスタートに。これ以上の悪いことはもう起きないと思われたが、それは起こった」、『F1MAXIMAAL.NL』は「レッドブル・パワートレインズの2週連続の問題。先週末、角田はトラブルから唯一逃れたが、今回は彼の番だった」と綴っている。

 前述の『wtf1.』は「かわいそうなユウキ。彼は今週末、幸運を掴むことができなかった」「オーストラリアでは、彼に幸運が訪れることを祈る」と同情し、イタリアの自動車専門メディア『MOTORIONLINE』は「角田の災難」「彼にとって忘れるべき週末」「予選から続けてトラブルに見舞われたAT03はグリッドにすら並べず、日本人ドライバーはリタイアを余儀なくされた」と報じた。

構成●THE DIGEST編集部

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