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モータースポーツ

FP1では同僚を上回った角田裕毅、初体験のメルボルンで好感触! 伊専門メディアは「非常に良い1日」と評価

THE DIGEST編集部

2022.04.09

 なお、チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エッドルスは、初日の目的が、新たな舗装が施された路面がタイヤにいかなる影響を与えるか、また予選で初めて使用される最も柔らかいC5タイヤがいかなる効果を発揮するかを確認することにあったと明かし、以下のように今後に向けての展望も示している。
 
「このコンパウドでのショートランからは、学ぶべきことがたくさんあった。また、FP1ではエアロコンポーネントのテストからも多くのものが得られ、それをFP2のセットアップにも反映させた。全体的なパフォーマンスは期待通りだった。我々は中団争いに臨むが、今日のテストから見るに、ドライバーたちがリズムに乗るには通常よりも困難が伴う。我々は予選の準備のために、FP3で改善に取り組むつもりだ」

 一方、メディアの反応を見ると、イタリアの自動車専門メディア『MOTORIONLINE』は「オーストラリア・デビューの日本人ドライバーは、新しいコースを勉強する必要があったが、ファエンツァのチームが幾つかの困難に直面する中、FP1でチームメイトに先んじて11番手につけ、午後は12番手。予選を視野に入れ、コースのフィーリングを向上させることを目指したユウキにとって、非常に良い1日だった」と報じた。

 金曜日の合同記者会見(ルイス・ハミルトン、マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、ヴァルテリ・ボッタスとともに出席)では、AT03への信頼性に関する質問を受けて「昨季の力強さを考えると、驚いています。ただ、シーズンの後半になってからではなく、今のうちに問題が明らかになることは良いことです」と答えた角田だが(F1公式サイトより)、初体験のメルボルンのコースでは、車の不具合に悩まされることなく、存分に能力を発揮できることを期待したいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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