石川は14得点（アタック12、ブロック１、エース１）を記録。圧倒的な安定感で終始攻撃の支柱となったレセプションは、63パーセント（A・Bパス）と非常に高い数値を叩き出した。
  　石川はクラブ公式HP上で試合を振り返り、「この５位決定戦の予選ラウンドは非常に厳しいスタートになったが、この試合に勝利できてうれしい」と初白星に安堵した様子。続けて、「ヴェローナのホームにはいつも大勢のサポーターが応援に駆けつけるので、とても難しい試合になる。リズムに乗られると、僕ら対戦相手は苦戦を強いられることになる。必要だった我慢を貫いたことで、勝利を引き寄せることができた」と述べ、チームが本来の粘り強さを取り戻したことを勝因の１つに挙げた。予選突破に向けては、「重要な２試合になるが、今日の調子を維持して挑みたい」と意欲を示した。

　決勝ラウンド進出を目指すミラノは、第４戦（日本時間５月１日午前０時開始予定）で６位ジョイエッラプリズマ・ターラントとのアウェー戦に臨む。

構成●THE DIGEST編集部