これに対し、ガスリーは「FP3でも5番手につけていたし、予選を楽しみにしていた。6番手ぐらいに入ることは可能だった」と無念さを露にし、「ユウキはチェッカーフラッグが振られる1秒前ぐらいにラインを通過したが、彼の背後につけていた自分は間に合わなかった」とタイムアップの瞬間を振り返ったが、このフランス人ドライバーの不満は、角田ではなく、チームに向けられている(英国のF1専門サイト『planetf1』より)。
「他のチームが、Q1では3、4回のアタックを予定していたのに対し、我々は2回だけということになった。我々には、こういう(戦略の)ミスが多すぎる。過去の数レースでも、代償を支払わされている。チームに対して失望しているのは、我々がもっと良い結果を得るのに相応しいからだ。にもかかわらず、我々は十分な仕事を果たせていない」
彼はまた、他の何人かのドライバー同様に赤旗を出したレースコントロールの決定にも疑問を呈したものの、「とはいえ、残り時間は誰にとっても同じ長さであり、我々は時間までにコースに入ることができなかった」と、やはり自身を含めたチームとしての責任を指摘した。
オーストリアのモータースポーツ専門誌『MOTORSPORT MAGAZIN』は「皮肉なことに、角田が“沈没”引き起こした」「予選Q1での角田の事故が、ガスリーの“災害”を誘発した」と報じるも、「日本人ドライバーは左フロントを傷めたものの、走行を続けることができた。にもかかわらず、レースコントロールはセッションを中断したことで、再開後の混戦を引き起こし、ガスリーは大きな犠牲を払うこととなった」とも綴り、こちらも運営側の裁定に言及している。
アルファタウリはSNSで「我々が望んでいた予選ではなかった」「より良い結果を出せるだけのペースが車にはあっただけに、チームにとってはタフな1日となった」と投稿し、テクニカルディレクターのジョディ・エギントンも「両ドライバーがトップ10入りする良い機会を逃した。ドライバー、チームの働きは、間違いなくそれに値した。そして車も十分に良かった」と悔やんだが、決勝の角田については「良いスタートを切って順位を上げれば、追い越しが難しいだけに、ポイントを獲得できるだろう」と期待を寄せた。
構成●THE DIGEST編集部
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「他のチームが、Q1では3、4回のアタックを予定していたのに対し、我々は2回だけということになった。我々には、こういう(戦略の)ミスが多すぎる。過去の数レースでも、代償を支払わされている。チームに対して失望しているのは、我々がもっと良い結果を得るのに相応しいからだ。にもかかわらず、我々は十分な仕事を果たせていない」
彼はまた、他の何人かのドライバー同様に赤旗を出したレースコントロールの決定にも疑問を呈したものの、「とはいえ、残り時間は誰にとっても同じ長さであり、我々は時間までにコースに入ることができなかった」と、やはり自身を含めたチームとしての責任を指摘した。
オーストリアのモータースポーツ専門誌『MOTORSPORT MAGAZIN』は「皮肉なことに、角田が“沈没”引き起こした」「予選Q1での角田の事故が、ガスリーの“災害”を誘発した」と報じるも、「日本人ドライバーは左フロントを傷めたものの、走行を続けることができた。にもかかわらず、レースコントロールはセッションを中断したことで、再開後の混戦を引き起こし、ガスリーは大きな犠牲を払うこととなった」とも綴り、こちらも運営側の裁定に言及している。
アルファタウリはSNSで「我々が望んでいた予選ではなかった」「より良い結果を出せるだけのペースが車にはあっただけに、チームにとってはタフな1日となった」と投稿し、テクニカルディレクターのジョディ・エギントンも「両ドライバーがトップ10入りする良い機会を逃した。ドライバー、チームの働きは、間違いなくそれに値した。そして車も十分に良かった」と悔やんだが、決勝の角田については「良いスタートを切って順位を上げれば、追い越しが難しいだけに、ポイントを獲得できるだろう」と期待を寄せた。
構成●THE DIGEST編集部
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