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モータースポーツ

角田裕毅、伝統のモナコGPへ「より集中する必要がある」と警戒! 海外メディアは躍進に期待「ルーキーイヤーよりミスが少ない」

THE DIGEST編集部

2022.05.26

前週は2戦ぶりのポイント獲得となった角田。はたして伝統のモナコGPではどんな走りを見せられるか。(C)Getty Images

前週は2戦ぶりのポイント獲得となった角田。はたして伝統のモナコGPではどんな走りを見せられるか。(C)Getty Images

 F1は2週連続開催となり、先週のスペイン・グランプリに続き、今週末に伝統のモナコ・グランプリが行なわれる。

 先週のスペインGPで厳しい状況のなか奮闘し、見事に10位入賞を飾ったアルファタウリの角田裕毅は昨季、予選Q1敗退の16位フィニッシュだった。6位入賞を果たしたチームメイトのピエール・ガスリーに大きな差を見せつけられたが、改めてルーキーとしてF1の洗礼を受けたモナコGPで、自身の成長ぶりを示せるかが注目される。

 チームの公式サイトを通し、角田はバルセロナでのレースを「厳しい週末でした。車が思い通りにならず、ペースも不足していました」と回顧。「予選で車の力を最大限に引き出せたと思いますが、それだけでは十分ではありませんでした」と自己分析し、その後も次のように感想を明かしていた。
 
「レースは暑い午後に行なわれ、長いものになりましたが、そこで1ポイントを獲得できたことは満足のいくものでした。とはいえ、それは我々が望んでいた結果ではありませんでした。モナコではもっと良い時間を過ごせればと思います」

 また、昨年のモナコGPについては、「非常に難しく、理想的なものではなかったことを憶えています」と回想。「今回は2回目であり、Q3に進み、決勝でポイントを獲得するために、セッションごとにスピードを上げていくより良い方法を分かっていますし、集中していきたいと思います」と、リベンジに燃えている。

 さらに、モナコのコースに関して、「とてもユニークで、ミスを犯すと大幅にタイムを失い、高い代償を払わされることになります」と説明した日本人ドライバーは、「素晴らしい伝統的なコースのひとつであり、他と比べることはできません。現代的なコースと違いがありますが、ドライビングがつまらないということはなく、追い抜きが難しくても、とてもエキサイティングなイベントです」と、ここでのレースが特別なものであると強調した。
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