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食と体調管理

「試合でパフォーマンスを発揮するには体づくりが大事」日本中を熱狂させた3Pショット! 女子バスケ日本代表・林咲希のこれまでのキャリアとそれを支える食生活

小永吉陽子

2022.06.01

写真:徳原隆元

写真:徳原隆元

■林咲希が育った環境

――子供の頃の話をうかがいます。バスケットボールを始めたきっかけは?

 父がミニバスチームの創設者(雷山ミニバスケットボールクラブ)としてチームの代表をしていたので、その影響で3歳と5歳上の姉がバスケを始めたんですよ。それで私も小学校2年からバスケを始めました。家族の影響で自然とバスケの道に入りましたね。

――子供の頃から身長が高かったのですか?

 小学校の頃は小さいほうから数えたほうが早かったですが、高校に入る頃には170㎝くらいになっていて、家族の中でも一番高くなっていました。中学校の頃は成長痛で膝が痛かったことを覚えています。

――部活動の思い出は?

 精華女子高校時代の部活で思い出として残っているのが、「食べる合宿」です。夏に一週間ほど、きつい練習のあとに、食べて体を鍛える目的の合宿をやっていました。

 白飯をたくさん炊いて、おかずもたくさんあって、それを無くなるまで部員みんなで食べるんです。食事は保護者の方や先輩方が作ってくれて、差し入れもたくさんしてくれました。高校の部活ではジュースや菓子パン、お菓子を食べるのは禁止でしたが、苦ではなかったですね。食べることに関しては、体にいいことを積極的にやっている部活でした。

――中高生時代からよく食べる方だったのですか?

 高校の頃に一時期、食が細くなったときはありましたが、それ以外はめちゃめちゃ食べていましたね。中学時代は給食のお代わりをよくしていました(笑)。

 ただ子供の頃は魚だけはあんまり好きじゃなかったですね。食べられるんですけど苦手というか、夕飯のメニューが魚だったりすると「今日は魚かあ…」とテンションが低くなる感じです(笑)。あとは、子供の頃は納豆も苦手でしたが、体にいいと聞いてから食べるようになって、今では試合前に必ずご飯に納豆と温泉卵のセットを欠かさず食べるほど大好きです。

――中高生時代はどんなプレースタイルでしたか?

 中学校ではセンターもやりつつ、ボールを運んだり、点を取ったり、オールラウンダーという形でやっていていました。高校になると、ほぼ4番(パワーフォワード)と5番(センター)を兼任していましたが、走るプレースタイルはこの頃から変わりません。
 

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