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モータースポーツ

【F1アゼルバイジャンGP】角田裕毅はリアウイング破損で13位の不運も「多くのポジティブな点があった」と前向き!

THE DIGEST編集部

2022.06.13

 英語でも「修理のためにピットインを強いられるまで、半分のリアウイングでも6番手で走行していました。それでも今週は、多くのポジティブな点がありました」と綴り、さらに現地で応援してくれたファンへの感謝の意を表した22歳の日本人ドライバーに対し、チームはSNSで「ミスはしていないのに、リアウイングの破損で余計なピットストップを強いられ、残念だ」と同情するとともに、手を合わせた絵文字を用いて謝罪の意を示している。

 車両担当の責任者であるギョーム・ドゥゾトゥーも「両ドライバーは、タイヤと車のマネジメントにおいて素晴らしい仕事をした。全てが良く、安定していた」と振り返り、「ユウキがリアウイングの損傷で6位のポジションを失ったことには失望している。彼には誤りたい。ユウキは今週末、素晴らしい仕事を果たし、それは結果を得るのに値するものだった」と、思わぬトラブルを悔やんだ。
 

 海外メディアの反応を見ると、フランスのF1専門サイト『Motorsport NEXTEGEN-AUTO.com』は自国ドライバー、ピエール・ガスリーが昨季(3位)に続いてこの市街地コースで5位という好結果(今季最高順位)を出したことを報じる中で、「十分な可能性があった6位を角田が失ったことに、チームは明らかに失望した」「アルファタウリはダブルでポイントを獲得する可能性あった」と記述。ちなみに角田が6位なら、チームの総得点は35点となり、今回無得点に終わった6位のアルファロメオに6点差まで迫れていた……。

 英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は「アゼルバイジャンGPの勝者と敗者」という記事において、角田を後者に選定したものの、「この週末も彼は活気に満ちていたが、予選ではガスリーから0.2秒離された。決勝でのリアウイングの問題は彼を苛立たせたが、一方で元気づけられる要素も多かった」と良い点も挙げる一方で、こちらも「より苛立ったのはチームであり、6位のアルファロメオに迫る最高のチャンスを半分無駄にしてしまった」と、チャンピオンシップにおけるアルファタウリの痛手に言及している。

構成●THE DIGEST編集部
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