では日本が勝機を見出すには何がポイントになるか。やはり一番はフランス戦のみならず、予選でも好調ぶりを随所で発揮してきたサーブだろう。トータルでのサーブランキング2位に石川、3位に西田が入っているように、まさに世界のビッグサーバーを2人も擁するのはこれ以上ない武器である。
加えて、セッター関田のサーブも緩急を織り交ぜ、高い効果を残している。サーブで相手を崩し、流れをつかむ。選手たちが口々に「サーブが走ればたとえ劣勢からでも追いつける自信がある」と述べたように、どれだけサーブで主導権を握れるかが大きなカギとなりそうだ。
決勝トーナメントに臨む14名は大阪ラウンドと同じメンバーだ。石川、西田、関田といった軸になる選手はもちろんだが、大阪ラウンドではアウトサイドヒッターの大塚、高梨も存在感を発揮し、ミドルブロッカーの山内晶大、髙橋健の攻守に渡る活躍も光り、リベロの山本智大の堅守もチームを勢いづけた。
最終戦のブラジルには敗れたが、以前のような完敗ではなく西田が「自分たちもブラジル相手にこれだけ戦えると思えた」とコメントを残したように、手の届かない相手ではなくなった。
7月20日現在の世界ランキングでは3位のフランスに対し、日本は8位(1位はポーランド)。現在のシステムではランキング上位のチームに下位のチームが勝利すれば、それだけポイントも加算され、ランキングが浮上する。決勝トーナメントで1勝にとどまらず、2勝、さらには世界の頂点へ。日本代表の挑戦は現地時間21日(日本時間22日1時)に始まる。
構成●THE DIGEST編集部
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加えて、セッター関田のサーブも緩急を織り交ぜ、高い効果を残している。サーブで相手を崩し、流れをつかむ。選手たちが口々に「サーブが走ればたとえ劣勢からでも追いつける自信がある」と述べたように、どれだけサーブで主導権を握れるかが大きなカギとなりそうだ。
決勝トーナメントに臨む14名は大阪ラウンドと同じメンバーだ。石川、西田、関田といった軸になる選手はもちろんだが、大阪ラウンドではアウトサイドヒッターの大塚、高梨も存在感を発揮し、ミドルブロッカーの山内晶大、髙橋健の攻守に渡る活躍も光り、リベロの山本智大の堅守もチームを勢いづけた。
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