チームはSNSで「ユウキ、何という走りだ!」「華々しく、Q3に帰ってきた」と角田のパフォーマンスを称賛し、喜びを示したが、アルファタウリの車両パフォーマンスのチーフエンジニアであるクラウディオ・バレストリは、苦戦の原因である高速コーナーでのグリップ不足を徹夜で改善したものの、FP3でも解決できず、予選前に再度セットアップを変えたことが奏功したと明かし、彼も結果に満足し、レースに期待を寄せている。
「最後に、ユウキが9番手、ピエールが11番手で決勝をスタートできることを嬉しく思う。レースが楽しみだ。レースでは、タイヤのデグラデーションをうまくコントロールできれば、我々はポイント争いができるだろう」
現地メディアの反応を見ると、前述の『GRAND PRIX RADIO』は、「FP3後のチームの作業は、日曜日のレースを迎えるにあたって、両ドライバーにとって良い兆候となった」と報道。イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』はQ1での3番手タイムに注目し、「日本人ドライバーはコースの改善をうまく利用した」と綴り、Q3進出を可能にしたガスリーとの対決について「“髪の毛”ほどの僅差でチームメイトを押し出した」と表現した。
英国のF1専門サイト『CRASH』は「予選で最も印象的だった、プレッシャーのかかっているドライバートリオ」と題した記事で、ミック(8番手)、アストンマーティンのランス・ストロール(10番手)とともに角田を取り上げ、「日本人ドライバーはザントフォールトで、チームメイト相手に今季6度目の勝利を挙げ、苦戦した1年目と比べて目覚ましい状況の好転ぶりを見せた」と伝え、さらに「彼に才能があるのは間違いなく、ガスリーが2023年にアルピーヌに移籍すれば、角田は事実上のチームリーダーになるだろう」と綴っている。
オランダの『GPFANS』も角田の去就について触れ、「自分のシートが本当に安全かどうかはまだ分かりませんが、最善を尽くしています。それは僕がコントロールできるものではありません。僕が集中しているのは、ドライビングです。それについては、今のところ満足しています。今は、この先何が起こるかを待っているところです。もし契約が延長されなければ、大きな驚きとなるでしょう」とのコメントを紹介した。
なお同メディアは、Q1でピットレーンを走行中、角田がランド・ノリス(マクラーレン)に強引に割り込まれたことにも注目し、ここでの「マクラーレンのチームスタッフが、僕のことを確認していたのに、あそこでランドを行かせたことに驚いている」「まさに僕の目の前に割り込み、ブレーキでタイヤがロックしたほどで、かなり危険だった。ジョージ(・ラッセル/メルセデス)も後ろにいて、彼が追突しなかったのもラッキーだった」との彼のコメントも記されている(なおノリスはこれで5000ユーロの罰金)。
構成●THE DIGEST編集部
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「最後に、ユウキが9番手、ピエールが11番手で決勝をスタートできることを嬉しく思う。レースが楽しみだ。レースでは、タイヤのデグラデーションをうまくコントロールできれば、我々はポイント争いができるだろう」
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英国のF1専門サイト『CRASH』は「予選で最も印象的だった、プレッシャーのかかっているドライバートリオ」と題した記事で、ミック(8番手)、アストンマーティンのランス・ストロール(10番手)とともに角田を取り上げ、「日本人ドライバーはザントフォールトで、チームメイト相手に今季6度目の勝利を挙げ、苦戦した1年目と比べて目覚ましい状況の好転ぶりを見せた」と伝え、さらに「彼に才能があるのは間違いなく、ガスリーが2023年にアルピーヌに移籍すれば、角田は事実上のチームリーダーになるだろう」と綴っている。
オランダの『GPFANS』も角田の去就について触れ、「自分のシートが本当に安全かどうかはまだ分かりませんが、最善を尽くしています。それは僕がコントロールできるものではありません。僕が集中しているのは、ドライビングです。それについては、今のところ満足しています。今は、この先何が起こるかを待っているところです。もし契約が延長されなければ、大きな驚きとなるでしょう」とのコメントを紹介した。
なお同メディアは、Q1でピットレーンを走行中、角田がランド・ノリス(マクラーレン)に強引に割り込まれたことにも注目し、ここでの「マクラーレンのチームスタッフが、僕のことを確認していたのに、あそこでランドを行かせたことに驚いている」「まさに僕の目の前に割り込み、ブレーキでタイヤがロックしたほどで、かなり危険だった。ジョージ(・ラッセル/メルセデス)も後ろにいて、彼が追突しなかったのもラッキーだった」との彼のコメントも記されている(なおノリスはこれで5000ユーロの罰金)。
構成●THE DIGEST編集部
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