専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
モータースポーツ

「今季はレースごとに進歩できた」F1での2年目を振り返る角田裕毅、“エモーショナル”なアブダビGPの初日はロングランのペースに手応え!

THE DIGEST編集部

2022.11.19

 初日の角田について同メディアは、「角田はFP2で15番手と、今週末がアルファタウリ・カラーで走るのが最後となるチームメイト(19番手)を上回った。そして、日本人ドライバーの車(のHalo)には『ありがとう、ピエール(GRAZIE PIERRE)』の文字が――」と綴り、最後の共闘となるガスリーにも言及した。

 角田にとってアブダビGPはエモーショナルなものであると同時に、苦しかった1年の終わりのレースともなるが、今GP前に行なわれた合同会見では、「今季はずっと浮き沈みが続いていたので、昨季(4位フィニッシュ)のように良いレースで終われればと思いますが、まあどうなるか見てみましょう」と語った彼は、このF1での2年間での自身の進化ぶりについてもコメントを残している(『F1.com』より)。
 
「フィジカル面、メンタル面、そしてドライビングと、全体的にかなり満足しています。今は、レースウィークの、特に木曜、金曜日にリラックスできています。昨季は特に、アプローチの方法が分からず、ずっとストレスを感じていました。常に急いており、それで少しストレスや苛立ちに繋がるなど、自分で状況を難しくしていました」

「今はリラックスできており、どんな状況にも適応できるようになりました。だから、自信を持てるようになったし、予期しないことが起こっても、それを処理する術が身についています。全体的に、今季はレースごとに進歩できたことに、とても満足しています。そして、うまくいけば、来季もこの勢いを維持、あるいはそれ以上のものを得られると思います」

 年末年始の過ごし方を訊かれ、「日本には戻りますが、おそらく昨年と同じぐらい短い期間になると思います。そして欧州に戻り、昨年同様にトレーニングに励みます。休暇に長く時間を費やすつもりはありません。さもないと、本当に太ってしまうので」と回答した彼だが、この会見ではルイス・ハミルトンが先日、自身のSNSに角田の幼少期の写真を投稿した件が質問に上がり、話題となっている。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号