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格闘技・プロレス

「ピエールにありがとうと言いたい」角田裕毅、盟友ガスリーに感謝! 最終戦はポイント獲得ならずも来季へ「強くなって戻って来る」

THE DIGEST編集部

2022.11.22

 アルファタウリは、SNSに「タフなシーズンの終わり方となったが、ドライバーたちは彼らの努力を誇っていい」と投稿し、テクニカルディレクターのジョディ・エッギントンは、「ユウキは堅実で安定したレースを見せ、ポイントを得られる10位に入るために戦った。残念ながら予定より早くソフトタイヤに交換しなければならなかったが、このタイヤではトップ10フィニッシュのために上位勢にプレッシャーをかけ続けるには、十分ではなかった」とのコメントを残した。
 
 今季、マックス・フェルスタッペンの2連覇とチームのチャンピオンシップ制覇という2つの目標を果たした姉妹チーム、レッドブルの公式サイトは、角田の今季最終レースを「密かに12か月前に同じコースで成し遂げた4位入賞という自己最高結果の再現を夢見ていたが、58周回の後、ポイント圏内からわずか5秒差の11位という、フラストレーションの溜まるフィニッシュとなった」と伝え、さらに「F1では唯一のチームメイトだったガスリーとのパートナーシップの終焉が、角田に複雑な感情を引き起こさせた」とも綴っている。

 一方、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「角田はシーズン最終戦を11位で終えた。ポイントを獲得しようと試みた日本人ドライバーは、2位争いを優先したテレビカメラからは無視されるも、アレックス・アルボン(ウィリアムズ)とジョウ・グァンユ(アルファロメオ)との三つ巴の戦いを展開。こうして、ガスリーを上回ってF1での2年目に幕を閉じた角田は、チームメイトからバトンを受け取り、来季はニック・デ・フリースを隣にして、チームをリードすることになる」と報じた。

 角田の来季のパートナーとなる実績十分のオランダ人ドライバーは、アブダビでヤングドライバーズテストに参加するが、これはフリー走行で乗ったメルセデス、アストンマーティン、ウィリアムズ(モンツァで予選とレースに参加して9位入賞)、テストに参加したアルピーヌに続いて、今季5チーム目での走行になるという。

 一方、角田はオフの過ごし方について、アブダビGP開幕前の合同会見で「日本には戻りますが、おそらく昨年と同じぐらい短い期間になると思います。そして欧州に戻り、昨年同様にトレーニングに励みます。休暇に長く時間を費やすつもりはありません。さもないと、本当に太ってしまうので」と明かしている。

構成●THE DIGEST編集部
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