タリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「3日間のテストの後、アルファタウリは“気づき”を得た。角田が6番手、デ・フリースが17番手で終えた土曜日、2人のドライバーは計456周、2468kmの走行を完了したことで、信頼性は『AT04』の評価を“満点”に引き上げ、(不振に喘いだ)昨季を忘れさせることを期待させた」と高評価を与えた。一方で、「ただ、金曜と土曜の好ラップはあったものの、現時点で車のパフォーマンス(速さ)について言及できることは少ない」とも綴った。
アルファタウリといえば、ドイツの『Auto Motor Und Sport』の報道で、姉妹チームのレッドブルがこのイタリア・チームを売却する可能性が浮上していると報道。レッドブルの「ジュニアチーム」として有能なドライバーを育成するという役割がしっかり機能していない他、昨季は下位に低迷したことで株主の不満も高まっているということが理由とされている。
これについては、レッドブルのヘルムート・マルコ顧問も「株主の判断による」と言葉を濁し、チームも「体制の変更はない」との声明を発表しているが、コスト削減のために本拠地を現在のファエンツァから(レッドブルの本拠地である)英国に移す、あるいは新規参戦チームへの売却など、いずれも実現すれば、チームにとっては大きな変化がもたらされることになる。
この時期での大きなニュースは、レースに向けて集中しようとしている角田らドライバーたちに影響を及ぼすことはあるだろうか。非常に気になるところだが、その動向を見守りながらも、今は期待を持って新シーズンの開幕を待ちたい。
構成●THE DIGEST編集部
アルファタウリといえば、ドイツの『Auto Motor Und Sport』の報道で、姉妹チームのレッドブルがこのイタリア・チームを売却する可能性が浮上していると報道。レッドブルの「ジュニアチーム」として有能なドライバーを育成するという役割がしっかり機能していない他、昨季は下位に低迷したことで株主の不満も高まっているということが理由とされている。
これについては、レッドブルのヘルムート・マルコ顧問も「株主の判断による」と言葉を濁し、チームも「体制の変更はない」との声明を発表しているが、コスト削減のために本拠地を現在のファエンツァから(レッドブルの本拠地である)英国に移す、あるいは新規参戦チームへの売却など、いずれも実現すれば、チームにとっては大きな変化がもたらされることになる。
この時期での大きなニュースは、レースに向けて集中しようとしている角田らドライバーたちに影響を及ぼすことはあるだろうか。非常に気になるところだが、その動向を見守りながらも、今は期待を持って新シーズンの開幕を待ちたい。
構成●THE DIGEST編集部
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