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モータースポーツ

角田裕毅、満足感と悔しさ入り混じるポイント圏内に僅差の11位! 首脳陣、各国メディアは「好パフォーマンスを発揮した」と称賛

THE DIGEST編集部

2023.03.07

 そして、フランツ・トスト代表は「14番手と19番手に終わった予選の後、レースでは挽回できたし、両ドライバーとも良い仕事をしたと言わざるを得ない。ユウキはトップ10入りを目指して懸命にプッシュしたが、残念ながらコンマ数秒差でこれを逃した」と、角田の初戦をポジティブに振り返った。

 
 なおAT04について、エッギントンTDは「グリップが不足しており、これに対処するための鍵は空力面の開発が握っており、これに集中していく」、トスト代表は「我々のパフォーマンスには満足していない。車は期待したレベルに達しておらず、取り組むべきことがたくさんある。どこに欠陥があるかは分かっているし、新しいアップグレードでパフォーマンスを向上させられるよう改善に取り組まなければならない」と指摘しているが、前者は「非常に信頼性の高い走りを続けており、これはポジティブなことだ」とも語っている。

 角田については、圧倒的なワンツーフィニッシュを飾ったレッドブルの公式サイトが、「日本人ドライバーは、他のドライバーが剥がして捨てたバイザーにより、トラクションの問題と戦うことを強いられたが、勇敢なドライビングでアルボンを苦しめ続けた」と、こちらも好意的に伝えた。

 海外メディアの報道を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「かわいそうな角田は、わずかなタイム差でポイントを取り逃した。レース中はほとんどアルボンの背後を走りながらも、ウィリアムズを追い抜くことができなかったことは、少しばかり悲しいことだった」と報じている。

 フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は「残念ながら、アルボンに10秒の1遅れてポイントを獲得できなかった」と伝えるとともに、「バーレーンでアルファタウリを駆った角田は好パフォーマンスを発揮した」と、日本人ドライバーの週末をポジティブに評した。

構成●THE DIGEST編集部
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