チームはSNSで「素晴らしいドライビングを見せてくれた2人のドライバーに感謝したい」と角田、ニック・デ・フリース(14位)を称賛し、戦略の成功については「チームによるダブルスタックでのスーパーワーク」と自画自賛する一方で、「チームによる力強いレースの後のフラストレーションの溜まる結末」「スポーツは時に残酷だ」と本音を吐露したが、ジョディ・エッギントンは以下のようなコメントを残した。
「両ドライバーは堅実なレースをし、安定したラップタイムを刻んだ。戦略も良く、SC出動時のダブルピットストップがうまくいき、ポジションを上げられた。ミディアムタイヤのマネジメントが非常に良かったことにより、ファーストスティントで長く走ることができ、先にハードタイヤに交換したライバルたちに対し、タイムを失うことを避けられた。これにより、ユウキは10番手を争うことができた」
「一時は8番手をめぐって良いバトルを見せるも、アルピーヌ勢の方が速く、抑えられなかった。その後、ファイナルスティントの大部分の時間帯でマグヌッセンと10番手争いを展開し、プレッシャーにもしっかり対処し続けたが、残り数周のところで敗れ、11位フィニッシュでポイントを獲得できなかった。悔しいが、今夜のドライバーとチームのパフォーマンスからは、ポジティブな要素を得られた。次戦に導入予定の空力面のアップデートが楽しみだ。それにより、今後のレースでパフォーマンスが向上すると信じている」
各国メディアの報道を見ると、フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は、「ジッダでのユウキの大きなフラストレーション。彼は2週間前のバーレーン同様、再びポイント圏のすぐ外で落ち着かなければならなかった」と伝えている。
一方、オランダのF1専門サイト『GRAND PRIX RADIO』が「ラッキーなタイミングでSCが入ったこともあり、角田はいきなり8番手に浮上。アルピーヌ勢には数ラウンドで倒されるも、小さな日本人ドライバーは1ポイントを狙っていた。しかし、レースの最終段階で事態はうまくいかなかった。彼のタイヤは擦り減っており、マグヌッセンがアルファタウリを追い抜くのは簡単だった」と綴った。
同じくオランダのF1専門サイト『RN365』は、「サウジGPの勝者と敗者」と題した記事の“敗者”に角田を選定。もっとも、寸評では「残念ながら、残り4周で抜かれたことで、10位の座を失った」と報じられるも、「SC時出動時は“勝者”となり、少なくともポイントを獲得する準備はできていたように見えた」とポジティブな面も挙げられ、さらに以下のように続けられている。
「フランツ・トスト代表は『もうエンジニアを信用していない』と語ったが、日本人ドライバーはチームスタッフらを誇りに思い、マグヌッセンの攻撃を食い止め続けた。シーズン開幕から2戦連続で11位フィニッシュという結果を残したことは立派であり、このようなパフォーマンスを継続できれば、角田にはF1での4シーズン目が与えられるはずだ」
構成●THE DIGEST編集部
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「両ドライバーは堅実なレースをし、安定したラップタイムを刻んだ。戦略も良く、SC出動時のダブルピットストップがうまくいき、ポジションを上げられた。ミディアムタイヤのマネジメントが非常に良かったことにより、ファーストスティントで長く走ることができ、先にハードタイヤに交換したライバルたちに対し、タイムを失うことを避けられた。これにより、ユウキは10番手を争うことができた」
「一時は8番手をめぐって良いバトルを見せるも、アルピーヌ勢の方が速く、抑えられなかった。その後、ファイナルスティントの大部分の時間帯でマグヌッセンと10番手争いを展開し、プレッシャーにもしっかり対処し続けたが、残り数周のところで敗れ、11位フィニッシュでポイントを獲得できなかった。悔しいが、今夜のドライバーとチームのパフォーマンスからは、ポジティブな要素を得られた。次戦に導入予定の空力面のアップデートが楽しみだ。それにより、今後のレースでパフォーマンスが向上すると信じている」
各国メディアの報道を見ると、フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は、「ジッダでのユウキの大きなフラストレーション。彼は2週間前のバーレーン同様、再びポイント圏のすぐ外で落ち着かなければならなかった」と伝えている。
一方、オランダのF1専門サイト『GRAND PRIX RADIO』が「ラッキーなタイミングでSCが入ったこともあり、角田はいきなり8番手に浮上。アルピーヌ勢には数ラウンドで倒されるも、小さな日本人ドライバーは1ポイントを狙っていた。しかし、レースの最終段階で事態はうまくいかなかった。彼のタイヤは擦り減っており、マグヌッセンがアルファタウリを追い抜くのは簡単だった」と綴った。
同じくオランダのF1専門サイト『RN365』は、「サウジGPの勝者と敗者」と題した記事の“敗者”に角田を選定。もっとも、寸評では「残念ながら、残り4周で抜かれたことで、10位の座を失った」と報じられるも、「SC時出動時は“勝者”となり、少なくともポイントを獲得する準備はできていたように見えた」とポジティブな面も挙げられ、さらに以下のように続けられている。
「フランツ・トスト代表は『もうエンジニアを信用していない』と語ったが、日本人ドライバーはチームスタッフらを誇りに思い、マグヌッセンの攻撃を食い止め続けた。シーズン開幕から2戦連続で11位フィニッシュという結果を残したことは立派であり、このようなパフォーマンスを継続できれば、角田にはF1での4シーズン目が与えられるはずだ」
構成●THE DIGEST編集部
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