コース内外において全て“抜かりはない”という感じの角田について、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「ファエンツァのチームのドライバーは、オーストラリアで今季最初のポイントを狙っている」と報道。「アルファタウリにとって、第３戦はリベンジが目標となる。バーレーンとサウジでの失望に満ちた結果の後、ノーポイントとAT04への多くの疑問だけが残ったが、角田とニック・デ・フリースは期待から遠く離れた残念なシーズンを好転させるため、トップ10入りを目指している」と綴った。
  　一方、フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は、「ジッダでフランツ・トスト代表が率直で厳しい指摘をした後、角田も非常に残念なスタートを切ったアルファタウリにプレッシャーをかけている。現時点でチームのリーダーとしての地位を保持している日本人ドライバーは、穏やかな気持ちでオーストラリアに入り、新たな空力パーツの投入でAT04が中団争いで良いポジションに入り、ポイントを獲得できることを願っている」と、今週末に期待を寄せている。

　角田自身、「最も遅いと思う」と語ったAT04は、果たしてオーストラリアでどれだけ戦闘力を高めることができるか。潮目が変わるグランプリとなるか、期待を持って注目したい。

構成●THE DIGEST編集部
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