アルファタウリのフランツ・トスト代表からは、「2025年にはレッドブルに昇格する準備が整うだろう」と、セルジオ・ペレスの契約が満了した後、マックス・フェルスタッペンの新たなチームメイトになる可能性を示唆しているが、英国の日刊紙『THE Sun』は2025年を待たず、ドライバー入れ替えが実現すると予想した。
 
　今季で契約が満了するドライバーが８人と多いこと、ルイス・ハミルトン（メルセデス）に引退の可能性がある（フェラーリ移籍の噂もあるが）ことなどを考慮した上で、同紙が予想した2024年のドライバーラインナップは以下の通りだ。
レッドブル：マックス・フェルスタッペン ＆ 角田裕毅
メルセデス：ジョージ・ラッセル ＆ ランド・ノリス
フェラーリ：シャルル・ルクレール ＆ カルロス・サインツ
アストンマーティン：フェルナンド・アロンソ ＆ ランス・ストロール
マクラーレン：セルジオ・ペレス ＆ オスカー・ピアストリ
アルピーヌ：エステバン・オコン ＆ ピエール・ガスリー
ハース：ダニエル・リカルド ＆ ニコ・ヒュルケンベルク
アルファロメオ：ヴァルテリ・ボッタス ＆ テオ・プルシェール
アルファタウリ：ニック・デ・フリース ＆ 岩佐歩夢
ウィリアムズ：アレクサンダー・アルボン ＆ ミック・シューマッハー

　レッドブルのドライバー人事について、同メディアは「現在、フェルスタッペンとペレスの関係は緊張状態にある」として、ペレスの契約は2024年まであるものの、これを満了することなく退団があり得ると見ており、「クリスチャン・ホーナー代表が角田の登用を検討」というスペインのスポーツ紙『MARCA』の報道を引用し、「最初の衝撃はレッドブルで起こり、マックスの新たなチームメイトとして角田が加わるというサプライズの可能性がある」と綴っている。

　同紙ならではの先走り感が否めないニュースだが、これも角田の現状がポジティブなものであることを表わしていると言えよう。まだシーズンは序盤であり、この先、彼やアルファタウリがどのようなパフォーマンスを見せるかによって、その将来も大きく変わることになるだろうが、現在のような明るい展望がこの先も続き、実現することを期待しながら、今後のレースを見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部
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