フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は、「角田は2023年、アルファタウリの競技および技術面のリーダーとしての地位を確立し続けている。バクーでも、日本人は予選で８番手に入り、決勝では再びポイントを獲得するなど、素晴らしい週末を迎えた」と、アゼルバイジャンGPでの彼のパフォーマンスを振り返り、以下のように続けている。
  「11位、11位、10位、10位……角田の今季ここまでの順位は、彼の優れた一貫性を裏付けている。性能の劣るアルファタウリの車では、これ以上のパフォーマンスを発揮することはできなかったが、日本人ドライバーは、今季初め、彼にプレッシャーをかけたトスト代表の期待に応えている。アゼルバイジャンでの週末から、もっと多くのものを得られることを望んでいたユウキだが、彼は自信を持って今週末の舞台であるマイアミに到来した」

　バクーからマイアミまでの長距離移動と連続開催ということでの準備期間の少なさ（先週まで長いブレイクがあったとはいえ）という厳しい環境の中で迎える今季５度目のレースウィーク。より進化したAT04と、それを駆る角田の安定感だけでなく、よりアグレッシブな姿が見られるか、要注目である。

構成●THE DIGEST編集部
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