今週末でマックス・フェルスタッペンが今季12勝目を飾り、２年連続のコンストラクターズタイトル獲得を決定したレッドブルは、公式サイトで“姉妹チーム”について「アルファタウリの両ドライバーは、エンターテインメント性のあるオープニングラップのバトルで展開。幾つかのコーナーで並走し、53周の終わりにも、ほとんど差はなかった」と伝えている。
  　専門メディアの報道を見ると、フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』は、イタリア・ファエンツァのチームについて「ローソンは自分がF１に乗る実力を有していることをチーム首脳陣たちに示したいと考え、日曜日もその目標を達成。最初のピットストップ後、アンダーカットでチームメイトに抜かれたものの、最終的には先にフィニッシュした」と伝えるとともに、角田の日曜日を以下のように総括した。

「一方、ユウキはトップ10からスタートしたが、１周目でチームメイトに抜かれ、その後にポジションを取り戻すも、レース終盤に再びニュージーランド人ドライバーの後ろに下がった。最終スティントでは、チームは『ステイタス・クォー（現状維持）』を適用したようで、ツノダは最後のラップをローソンの後方で走行し、彼を攻撃することはなかった」

　イギリスのモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、「日本GPの勝者と敗者」という記事の中で、ローソンを「勝者」に選定し、その中でこのルーキーの競争相手として、角田についても以下のように言及している。

「（２度目のピットインの後）角田は新しいタイヤでローソンを追いかけ、エンジニアの助けを借りながら、チームメイトをレースの残りの部分で攻撃の射程外に保つために必要な全てのことをした。実際、角田はクリーンエアではローソンよりも0.5秒から１秒速く周回したにもかかわらず、それでも完璧なレースとは程遠かった。一方、ローソンにとっては、その将来にためには、今回の角田との競争は、ポイントを獲得することよりも重要だった」

構成●THE DIGEST編集部
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