開幕からここまで、すべての試合で二桁得点を挙げている高橋。全12チームが３試合を消化した前節終了の時点で複数部門のランキングで上位にランクされている。エース首位（９本で並ぶチステルナのジョルディ・ラモンはセット数＋３）のほか、アタック効果率でも65.3％で首位（総打数49、被ブロック１、エラー２）。アタッカーの得点力（エースとブロックを含む）を測る部門でも５位につけており、好調ぶりが窺える。
 
　試合後のオンコートインタビューで、「MVPに輝いたラン・タカハシ。今日はアウェーのヴェローナで、また良い試合をしましたね」と声をかけられた高橋は、「とてもタフな試合でしたが、チームは集中して戦うことができました。それをとても嬉しく思っています」と流暢な英語で心境を述べた。

　モンツァは中２日で行なわれる次戦で、ジョイエッラプリズマ・ターラントとのホーム戦に臨む。（第４節、日本時間11月13日午前０時開始予定）

　現地12月26 日が最終日のシーズン前半を８位以内で終え、高橋が古巣パドヴァで挑戦する機会を得られなかったコッパ・イタリアへ初出場を果たしてくれることを期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】モンツァ高橋藍がMOMに輝いたヴェローナ戦ハイライト