ポッドキャスト『Beyond The Grid』に出演した彼は、23歳のドライバーについて「ユウキはナチュラルなスピードを持っており、それは真のトップドライバーのものだ」とその資質の高さを称賛しながらも、「彼はさらに規律を正さなければならず、もう少し努力が必要だ。あらゆる面で、彼は少しばかり気楽に考えすぎている」として、その取り組みはまだ完全ではないと指摘した(『F1 OVERSTEER』より)。
「テクニカル、食事管理、フィジカルなど、あらゆる点で着実に改善されてきてはいるが、完全なトップドライバーになるためには、まだ全ての面で、もっと努力しなければならない」とも語ったトスト代表。厳しい忠告とも言えるが、高いポテンシャルを秘めた若きドライバーへの大きな期待を込めてのメッセージだろう。
ここまで角田は65戦に出走し、今季終了時点で66戦に達する。レッドブルの「サテライトチーム」という位置づけにあり、厳しい査定と容赦ない人事がなされるチームで、現時点で彼を上回る出走数を記録しているのはダニール・クビアト(89戦)とピエール・ガスリー(86戦)だけだが、来季予定されている全24レースを消化すれば、角田は計90戦でこのチームの最多出走ドライバーとなる。
来季、トスト代表のいないチームで初めてF1に参戦する角田がいかなるパフォーマンスを発揮し、シーズンを終える頃にはどれほどの進化を遂げているのだろうか。まだ今季1戦を残しているが、F1に慣れるのに必要な3年を経ての日本人ドライバーの2024年シーズンは今から非常に興味深い。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が今季最高位の6位入賞したサンパウロGPスプリントレース
「テクニカル、食事管理、フィジカルなど、あらゆる点で着実に改善されてきてはいるが、完全なトップドライバーになるためには、まだ全ての面で、もっと努力しなければならない」とも語ったトスト代表。厳しい忠告とも言えるが、高いポテンシャルを秘めた若きドライバーへの大きな期待を込めてのメッセージだろう。
ここまで角田は65戦に出走し、今季終了時点で66戦に達する。レッドブルの「サテライトチーム」という位置づけにあり、厳しい査定と容赦ない人事がなされるチームで、現時点で彼を上回る出走数を記録しているのはダニール・クビアト(89戦)とピエール・ガスリー(86戦)だけだが、来季予定されている全24レースを消化すれば、角田は計90戦でこのチームの最多出走ドライバーとなる。
来季、トスト代表のいないチームで初めてF1に参戦する角田がいかなるパフォーマンスを発揮し、シーズンを終える頃にはどれほどの進化を遂げているのだろうか。まだ今季1戦を残しているが、F1に慣れるのに必要な3年を経ての日本人ドライバーの2024年シーズンは今から非常に興味深い。
構成●THE DIGEST編集部
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