腰痛で4戦を欠場した石川は、ウォームアップに参加せず、コートサイドでストレッチに取り組み別メニュー。出場を見合わせた試合では、ベンチに座る時間が長かったが、この日は控え選手らとともに立ったまま声援を送り、1セット目終了後には、離脱後初めて対人パスを行なう姿を見せた。
1セット目を落としたミラノは、相手サーブのターゲットとなっていたカジースキに替えて、第2~第4セットの終盤に石川を守備で起用。セットカウント1-2で落とせば黒星の第4セットは、技術と併せ、コート上に落ち着きと安心をもたらすキーマンを早めに送り込み、確実にセットを奪取してフルセットへ持ち込んだ。被ブロック17本の苦しい戦いだったが、4セット目からレベルを上げたサーブとブロックで第5セットを圧倒し、勝利を収めた。
2ポイントを加えて勝点16としたミラノは7位。後続の8位ヴェローナ(勝点12)と9位パドヴァ(勝点10)は、シーズン前半最終戦の次節で3-0もしくは3-1の勝利により3ポイントを獲得しても、勝点が下回るため、ミラノのコッパ・イタリア出場が確定した。対戦相手は、最終戦終了時の順位で決定。初戦の準々決勝は、現地1月3日に開催される。
国際バレーボール連盟の配信サービス『Volleyball TV』で解説を務め、70年代にイタリア代表としてモントリオール五輪を始め52試合に出場したジョルジョ・ゴルドーニ氏は試合前、石川について言及。「イシカワは一流選手の中でも超一流。すべてにおいてミラノの根幹を担っている。群を抜いて重要な存在だ。そのスキルで相手に甚大なダメージを与えることができる選手だからね。(石川に代わって出場中の)メルガレホがとても頑張って活躍しているが、それでもイシカワ不在の大きさは計り知れない。ユウキはミラノにとって二人目のキャプテンなのだから」と背番号14を絶賛すると同時に、復帰を待ちわびている様子だった。
ミラノの次戦は、CEVカップのラウンド8・2ndレグ(日本時間12月22日午前2時開始予定)。ミッドウィーク開催のアウェー戦でギリシャリーグのPAOKテッサロニと対戦する。1stレグをストレート勝利で終えたミラノは、2セットを先取すればプレーオフ形式の準々決勝へ進出が決まる。
構成●THE DIGEST編集部
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1セット目を落としたミラノは、相手サーブのターゲットとなっていたカジースキに替えて、第2~第4セットの終盤に石川を守備で起用。セットカウント1-2で落とせば黒星の第4セットは、技術と併せ、コート上に落ち着きと安心をもたらすキーマンを早めに送り込み、確実にセットを奪取してフルセットへ持ち込んだ。被ブロック17本の苦しい戦いだったが、4セット目からレベルを上げたサーブとブロックで第5セットを圧倒し、勝利を収めた。
2ポイントを加えて勝点16としたミラノは7位。後続の8位ヴェローナ(勝点12)と9位パドヴァ(勝点10)は、シーズン前半最終戦の次節で3-0もしくは3-1の勝利により3ポイントを獲得しても、勝点が下回るため、ミラノのコッパ・イタリア出場が確定した。対戦相手は、最終戦終了時の順位で決定。初戦の準々決勝は、現地1月3日に開催される。
国際バレーボール連盟の配信サービス『Volleyball TV』で解説を務め、70年代にイタリア代表としてモントリオール五輪を始め52試合に出場したジョルジョ・ゴルドーニ氏は試合前、石川について言及。「イシカワは一流選手の中でも超一流。すべてにおいてミラノの根幹を担っている。群を抜いて重要な存在だ。そのスキルで相手に甚大なダメージを与えることができる選手だからね。(石川に代わって出場中の)メルガレホがとても頑張って活躍しているが、それでもイシカワ不在の大きさは計り知れない。ユウキはミラノにとって二人目のキャプテンなのだから」と背番号14を絶賛すると同時に、復帰を待ちわびている様子だった。
ミラノの次戦は、CEVカップのラウンド8・2ndレグ(日本時間12月22日午前2時開始予定)。ミッドウィーク開催のアウェー戦でギリシャリーグのPAOKテッサロニと対戦する。1stレグをストレート勝利で終えたミラノは、2セットを先取すればプレーオフ形式の準々決勝へ進出が決まる。
構成●THE DIGEST編集部
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