現地時間12月10日、バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガで2023-24シーズン前半9節が行われた。男子日本代表の石川祐希が所属するアリアンツ・ミラノは、ラーナ・ヴェローナとアウェーで対戦し、セットカウント2-3(25-23、21-25、25-23、21-25、11-15)で敗れて、欧州大会を含む連勝は「5」でストップした。
試合当日の日本時間11日に28歳の誕生日を迎えた石川。腰痛により11月末に開催された欧州CEVカップのラウンド16/セカンドレグと高橋藍が所属するモンツァとの前節に続き、この日もウォーミングアップを行わずに3試合連続の欠場となった。昨年のバースデーマッチでは、先発出場で勝利を挙げ、コッパ・イタリア出場を決めた背番号14だったが、今年は怪我によってコートに立つことを阻まれた。
【PHOTO】16年ぶりの自力出場を決めた“龍神NIPPON”!笑顔の選手たちを厳選ショットで特集! ミラノは正セッターを欠き不本意な3連敗に見舞われたシーズン序盤を、欧州大会の2勝を含む直近5連勝で払拭。モンツァ戦のストレート勝利で前節終了時に5位チヴィタノーヴァと勝点で並び6位(勝利数-1)へ浮上し、コッパ・イタリア出場圏内(8位以内)をキープした。
昨季レギュラーシーズン5位のヴェローナは21歳の若き主将、アウトサイドヒッター(OH)ロック・モジッチ(スロベニア)や開幕前の右肩手術から復帰途中のノウモリー・ケイタ(マリ)に代わり活躍中の新加入オポジット(OP)アミン・イスマイルネジャード(イラン)らが繰り出す高い攻撃力が武器。上位進出の予想に反し、直近の4連敗などで2勝6敗と大きく黒星が先行していた。
ミラノは石川に代えてOHオスニエル・メルガレホ(キューバ)を起用し、対角にマテイ・カジースキ(ブルガリア)。司令塔がパオロ・ポッロ(イタリア)、ミドルブロッカー(MB)は主将マッテオ・ピアノ(イタリア)とアグスティン・ロセル(アルゼンチン)、OPは足首負傷で調整中のペータル・ディルリッチ(クロアチア)に替わり活躍中のフェレ・レゲルス(ベルギー)が先発を務めた。
第1セット、ミラノは後半から優位に立つと相手が仕掛けた終盤の追い上げを退けてセットを先取。だが、第2セットはサイドアウトに苦慮して点差を広げられ、劣勢のまま試合を振り出しに戻された。
僅差で追う展開の第3セットを終盤の逆転で奪取し、勝利に王手をかけたミラノ。相手MBの連続誤打により2点リードで第4セットをスタートするが、同点としたヴェローナがアミンに替えて起用したケイタに3連続得点を決められるなど、終盤に大失速してフルセットへ持ち込まれた。最終セットは2点ビハインドから8-8とするも、直後に許した連続ブレークで再び後退。最後はメルガレホがブロックに捕まり、逆転で黒星を喫した。
試合当日の日本時間11日に28歳の誕生日を迎えた石川。腰痛により11月末に開催された欧州CEVカップのラウンド16/セカンドレグと高橋藍が所属するモンツァとの前節に続き、この日もウォーミングアップを行わずに3試合連続の欠場となった。昨年のバースデーマッチでは、先発出場で勝利を挙げ、コッパ・イタリア出場を決めた背番号14だったが、今年は怪我によってコートに立つことを阻まれた。
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昨季レギュラーシーズン5位のヴェローナは21歳の若き主将、アウトサイドヒッター(OH)ロック・モジッチ(スロベニア)や開幕前の右肩手術から復帰途中のノウモリー・ケイタ(マリ)に代わり活躍中の新加入オポジット(OP)アミン・イスマイルネジャード(イラン)らが繰り出す高い攻撃力が武器。上位進出の予想に反し、直近の4連敗などで2勝6敗と大きく黒星が先行していた。
ミラノは石川に代えてOHオスニエル・メルガレホ(キューバ)を起用し、対角にマテイ・カジースキ(ブルガリア)。司令塔がパオロ・ポッロ(イタリア)、ミドルブロッカー(MB)は主将マッテオ・ピアノ(イタリア)とアグスティン・ロセル(アルゼンチン)、OPは足首負傷で調整中のペータル・ディルリッチ(クロアチア)に替わり活躍中のフェレ・レゲルス(ベルギー)が先発を務めた。
第1セット、ミラノは後半から優位に立つと相手が仕掛けた終盤の追い上げを退けてセットを先取。だが、第2セットはサイドアウトに苦慮して点差を広げられ、劣勢のまま試合を振り出しに戻された。
僅差で追う展開の第3セットを終盤の逆転で奪取し、勝利に王手をかけたミラノ。相手MBの連続誤打により2点リードで第4セットをスタートするが、同点としたヴェローナがアミンに替えて起用したケイタに3連続得点を決められるなど、終盤に大失速してフルセットへ持ち込まれた。最終セットは2点ビハインドから8-8とするも、直後に許した連続ブレークで再び後退。最後はメルガレホがブロックに捕まり、逆転で黒星を喫した。