一方、ブービーに沈んだレッドブルについては、苦手とするシンガポール・グランプリが後半戦に開催されたこと、またコンスタントに勝ち続けたフェルスタッペンとは対照的に、序盤では2勝したセルジオ・ペレスのパフォーマンスや成績が安定しなかったことが原因に挙げられるが、半期での獲得ポイントが他チームの年間獲得ポイントを超えている時点で、全くもって微々たることであると言えよう。
同メディアは、このイタリア籍チームについて「シーズン後半で最も成長したチームのひとつだ。前半と後半のポイント差は21。ファエンツァに拠点を置くチームは最初の11戦でわずか2ポイントしか獲得できないなど出足が悪かったが、最終的に25ポイントに達した。最も安定していたドライバーは角田裕毅で、計17ポイントを獲得。ダニエル・リカルドとリアム・ローソンも、ニック・デ・フリースの代役として貢献した」と綴っている。
F1キャリア3年目の角田は、AT04の力を最大限に引き出し続けた。ポイントを遠ざけてしまうミスも時折あったものの、それ以上に自らの能力により多くのレースで入賞圏内を走って望外の結果をチームにもたらし、日本人3人目のファステストラップ、スプリントにおけるチーム初のポイント圏内フィニッシュなどの偉業を成し遂げた23歳の働きが、アルファタウリの後半戦の飛躍における殊勲者であったことを、同メディアも認めた格好だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が初のドライバー・オブ・ザ・デイに選出された2023最終戦アブダビGPハイライト!
そして、4位にランクインしたアルファタウリ。「AT04」は最も性能が劣るとされ、長くチャンピオンシップで最下位に沈んでいたが、終盤に入るところでようやくアップデートが大きな効果を発揮し、北中南米の3連戦で大量17ポイントを獲得し、最終的には7位のウィリアムズに僅差(3ポイント)に迫るところまで浮上してきた。同メディアは、このイタリア籍チームについて「シーズン後半で最も成長したチームのひとつだ。前半と後半のポイント差は21。ファエンツァに拠点を置くチームは最初の11戦でわずか2ポイントしか獲得できないなど出足が悪かったが、最終的に25ポイントに達した。最も安定していたドライバーは角田裕毅で、計17ポイントを獲得。ダニエル・リカルドとリアム・ローソンも、ニック・デ・フリースの代役として貢献した」と綴っている。
F1キャリア3年目の角田は、AT04の力を最大限に引き出し続けた。ポイントを遠ざけてしまうミスも時折あったものの、それ以上に自らの能力により多くのレースで入賞圏内を走って望外の結果をチームにもたらし、日本人3人目のファステストラップ、スプリントにおけるチーム初のポイント圏内フィニッシュなどの偉業を成し遂げた23歳の働きが、アルファタウリの後半戦の飛躍における殊勲者であったことを、同メディアも認めた格好だ。
構成●THE DIGEST編集部
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