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バレーボール

モンツァ高橋藍、高いアタック決定率で健在アピール! 過密日程で厳しい戦いも「僕にとってすごくいい経験」【男子バレー】

佳子S.バディアーリ

2024.01.09

 アタックのみでチーム2位タイの9得点を記録した試合直後の高橋に、会場でインタビュー取材を敢行した。
 
 背番号12は、「非常に厳しい試合になりました。セットの中でしっかりと点数を取るべきところができなかったので、そこはチームがまだまだ求めて行くべき点だと思っています。自分自身も3セット目の終盤、ブロックにかかってしまう場面があったので、個人的にも課題が出た試合だったなと感じています」とまずは試合全体を振り返った。

 正セッター不在の影響については、「本当に誰が出ても一緒のバレーができるようにチームでプレーしているので...コンビネーションの部分で多少はありましたけど、今日の試合に出場したセカンドセッターも非常にいいバレーボールを展開していたと思います」とコメント。

 決定率が急激に上がった2セット目。意識していたことは? との問いに、「調子が上がらない時でもその日に出せる最大限のパフォーマンスをしっかりと出す。それは、自分の中で決めているので。1セット目にリズムを作れなかった後も、自分のパフォーマンスに集中しただけで、特に何か変えたことはなかったのですが、自分に上がってきたトスをしっかり決めることは意識しました」と明かした。

 年末から続く過密日程。シーズン前半に筋肉系の負傷に見舞われたこともあり、気になる現在のコンディションを尋ねると、「今は特に問題ありません。連戦で疲れはありますけど、そこはシーズンを通して自分でうまくコントロールしなければいけない部分。僕にとってすごくいい経験であり、課題なのかなと思っています」と回答してくれた。

 モンツァの次戦は欧州CEVチャレンジャー・カップの準々決勝(日本時間1月10日午前3時30分開始予定)。休む間もなく中2日でブルガリアリーグ2位のレフスキ・ソフィアと敵地で対戦する。キャリア初の欧州大会で躍動する高橋のさらなる好パフォーマンスを期待したい。

取材・文●佳子S.バディアーリ

【動画】モンツァ高橋藍は第2セットで86%のアタック決定率! ペルージャ戦ハイライト
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