今季で名称が変わるイタリア・ファエンツァのチームで、もうひとつの枠を争うのは前述のリカルド、ローソンという出走経験者だけでなく、下部カテゴリーで目覚ましい成長を見せている岩佐歩夢も含まれている。それゆえに、蘭専門サイトも「角田の肩には再び、大きなプレッシャーがかかるのは明らかだ」と今季を展望する。
角田の去就には、2026年にホンダがアストンマーティンとパワーユニットサプライヤーとして提携することによる憶測が常について回り、『RN365』もその可能性を否定せず、そのためにも「今季は角田にとって重要なシーズンになる」と指摘しているが、一方で現オーナーのローレンス・ストロールによる売却の噂があるアストンマーティンのドライバー人事については、現時点で全てが不確定であることから、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールで変更はないと見ている。
他のチームで、現在のラインナップ維持としているのは、メルセデス(ルイス・ハミルトン&ジョージ・ラッセル)、マクラーレン(ランド・ノリス&オスカー・ピアストリ)。逆に、シート獲得がひとりも確実視されていないのは、ステーク(昨季までアルファロメオ)、ハースの下位2チームとなっている。
ステークの2枠を争うのは、現ドライバーのジョウ・グァンユの他、ニコ・ヒュルケンベルク(現ハース)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ガブリエル・ボルトレト、フェリペ・ドルゴヴィッチ、テオ・プルシェールと多彩な顔ぶれで、ハースのそれは、ケビン・マグヌッセンの他、ヴァルテリ・ボッタス(ステーク)、オリバー・ベアマン、ドルゴヴィッチだという。
フェラーリはシャルル・ルクレールとサインツの残留が基本路線だが、後者が「セカンドドライバー扱いとなるのではないかと疑問を持っている」とのことで、離脱となればピエール・ガスリー(アルピーヌ)とアルボンが後釜の候補に。ガスリー、オコンともに契約延長が予想されるも、確定的ではないことから、アルボン、ローガン・サージェント(ウィリアムズ)、ドルゴヴィッチ、プルシェール、ジャック・ドゥーハン、ビクター・マーティンスと多くの名前が挙がっている。
最後にウィリアムズは、アルボンだけがシートは安泰とされるも、再びトップチームに移るチャンスが訪れた場合には2枠が空くことになり、これをF1での3年目突入を狙うサージェントが、ボルトレト、ドルゴヴィッチ、アンドレア・キミ・アントネッリという下部カテゴリーの逸材たちと対決することになるという。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】2023年シーズンのF1各チームのマシンを一挙紹介!
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ステークの2枠を争うのは、現ドライバーのジョウ・グァンユの他、ニコ・ヒュルケンベルク(現ハース)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ガブリエル・ボルトレト、フェリペ・ドルゴヴィッチ、テオ・プルシェールと多彩な顔ぶれで、ハースのそれは、ケビン・マグヌッセンの他、ヴァルテリ・ボッタス(ステーク)、オリバー・ベアマン、ドルゴヴィッチだという。
フェラーリはシャルル・ルクレールとサインツの残留が基本路線だが、後者が「セカンドドライバー扱いとなるのではないかと疑問を持っている」とのことで、離脱となればピエール・ガスリー(アルピーヌ)とアルボンが後釜の候補に。ガスリー、オコンともに契約延長が予想されるも、確定的ではないことから、アルボン、ローガン・サージェント(ウィリアムズ)、ドルゴヴィッチ、プルシェール、ジャック・ドゥーハン、ビクター・マーティンスと多くの名前が挙がっている。
最後にウィリアムズは、アルボンだけがシートは安泰とされるも、再びトップチームに移るチャンスが訪れた場合には2枠が空くことになり、これをF1での3年目突入を狙うサージェントが、ボルトレト、ドルゴヴィッチ、アンドレア・キミ・アントネッリという下部カテゴリーの逸材たちと対決することになるという。
構成●THE DIGEST編集部
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