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角田裕毅とリカルドの対決に「特別な緊張感が漂っている」 F1全10チームの2024年“注目点”を英専門メディアが選定!

THE DIGEST編集部

2024.01.19

 アストンマーティンの課題は「フェルナンド・アロンソをハッピーにできるか?」。昨季前半戦の主役となるも、尻すぼみな状態となった英国籍チームは、今年で43歳になるアロンソに、彼が求める車の安定性とストレートスピードを与え、契約延長を勝ち取ることができるだろうか。
 
 そのチームに160ものポイント差をつけられ6位に終わったアルピーヌは、「数シーズンにわたって期待を裏切っており、その運命を変えるには今季の大きな前進が必要」ということで、テーマは「停滞にどう立ち向かうか?」とされた。一方、ウィリアムズはアレクサンダー・アルボンの安定したパフォーマンスのおかげで7位フィニッシュと進歩を見せたが、同メディアは「ガラスの天井にぶつかったのか?」との表現で、これが限界か、あるいはさらに上位との差を詰められるのかに注目している。

 下位勢では、「アルファロメオ」から名称を変えた「ステーク」に対しては、ジェームズ・キー招聘で技術面を強化して「苦境を乗り越えられるか?」。そして、ハースは「トップの交代が助けとなるか?」という興味を示しながら、ギュンター・シュタイナーから「適切なスキルセットを持つ」小松礼雄にチーム代表が代わったことが「物事を好転させる」と期待を寄せた。

 そして、最後に中盤戦は最下位に沈むも、終盤のアップデートが奏功して8位まで順位を上げたアルファタウリに対しては、「レッドブルに最も印象を与えるのは誰か?」ということで、やはりストーブリーグで最大の話題となっている、「昇格争い」の勝者が誰になるのかに焦点が当てられている。

「レッドブルの姉妹チームでは、ダニエル・リカルドと角田裕毅とのチーム内バトルに特別な緊張感が漂っている。リカルドは、フェルスタッペンを打ち負かした最後のチームメイトであり(2017年)、ポテンシャルでペレスの後継者の第一候補とされている。しかし、角田もオーストラリア人ドライバーを凌ぐことができれば、自らをアピールする良いチャンスとなる。また、2023年に目を引く活躍を見せたリアム・ローソンも、フルタイムのドライブを争う中でライバルにプレッシャーを与える」

構成●THE DIGEST編集部
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