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モータースポーツ

【F1】「今季は前進できる」チームの変化に好印象を抱く角田裕毅、「トップ10以上を目指す」と意気込む

THE DIGEST編集部

2024.02.10

 リカルドは、F1公式サイト『F1.com』に対し、「チームは常に真剣に取り組み、これでまた一歩前進したと感じている。もはや、レッドブルにとっての単なるプラットフォームではなく、我々が中団争いの先頭で戦う時が来た。起こったこと、起こった変化全てが気に入っている。チームには何か良い変化があり、雰囲気や考え方も以前とは少し違ってきている。とてもクールだし、楽しい」と、内も外も装いを変えたチームへの好印象を明かした。
 
 一方、角田はSNSで、ここまでのチームの尽力に賛辞を贈るとともに、「車もスーツも素晴らしく見える!」と、こちらもポジティブな反応を示しているが、発表会ではチームについて「チームはエキサイティングな新たな段階にあり、多くのことが変化しています。メキーズ代表も、バイエルCEOもVCARBに対して大きな計画を持っており、それを嬉しく思っています」と語り、さらに以下のように続けている(オランダのモータースポーツ専門サイト『RaceXpress』より)。

「チームはこれから、大幅に強化されようとしています。アラン・パーマネがアルピーヌから、エンジニアのティム・ゴスは夏(正式には10月)にやって来ますが、彼らは豊富な経験を持ち、我々にとっては助けとなること以外に何もありません。アランはルノーで優勝経験があり、勝利のメンタリティーをもたらしてくれるのも、素晴らしいことです。僕としては、この新鮮な空気の息吹が好きです。2024年には、ドライバーとしてさらに成長した姿を見せたいと思うし、トップ10以上を目指します。今季は前進できると確信しています」

「VCARBはこれまでよりも、密接にレッドブルと協力するでしょう。それは良いニュースです。レッドブルは過去数年間、レースを支配しており、我々は規則の範囲内でその経験を活かすための全ての機会を利用します。我々は過去数年間の結果に満足していません。特に昨季前半には多くの困難がありました。今は、より良い結果を出せることを示したいと思っています。2021年にチームは6位になりましたが、中位に戻りたいと思っています」

 このように意気込みを語る一方で、彼は「我々は野心的ですが、同時に現実的でなければなりません」とも指摘しており、自身については「体力的にも精神的にも、以前よりも良い状態でシーズンに備えています。今季は継続してポイントを獲得し、コクピットではもう少し冷静になりたいと思っています。昨季、僕は『ポイントを獲得したら、レース後の夜はネグローニ(カクテル)を楽しもう』と言っていましたが、2024年は毎週末にそうなることを目指します」と目標を設定した。
 
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