一方で、リカルドはレース前にチーム内のブリーフィングで順位の入れ替えがあり得ることを互いに承知していたと明かしており、それにもかかわらず角田が感情を爆発させたことには不適切だったとして「チームが求めたことについては、それを(迅速に)受け入れて実行するべきだった」と指摘したが、コロネルは「それは重要なことではない」と、これに同意しなかった。
このように、多くの論争を生んでしまったこのトラブルだが、RB、そしてレッドブル・グループとしては、これでドライバー間やチーム内に禍根を残すことは得策ではなく、レース後にはブリーフィングが行なわれ、またレッドブルのヘルムート・マルコ顧問も解決に動いている。
オーストリアのテレビチャンネル『OE24』に対し、マルコ顧問は「これは避けられるものだったはずだ」と語り、「レース後、ユウキと直接、話をした。正しい戦略があれば、彼は10位(入賞圏)でフィニッシュできただろう」と、この日本人ドライバーに対して理解を示したことも明かした。
リカルドは「長いシーズンで互いに協力していく必要がある」、角田も「チームで話し合い、今は一致団結している」と語り、すでにこの一件が過去のものであると強調。チームも含めて、これを今後の糧として総合力を高めていけるか、サウジGPも含めた今後のレースにおける彼らのパフォーマンスに注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】2024年F1開幕戦バーレーンGPハイライト
このように、多くの論争を生んでしまったこのトラブルだが、RB、そしてレッドブル・グループとしては、これでドライバー間やチーム内に禍根を残すことは得策ではなく、レース後にはブリーフィングが行なわれ、またレッドブルのヘルムート・マルコ顧問も解決に動いている。
オーストリアのテレビチャンネル『OE24』に対し、マルコ顧問は「これは避けられるものだったはずだ」と語り、「レース後、ユウキと直接、話をした。正しい戦略があれば、彼は10位(入賞圏)でフィニッシュできただろう」と、この日本人ドライバーに対して理解を示したことも明かした。
リカルドは「長いシーズンで互いに協力していく必要がある」、角田も「チームで話し合い、今は一致団結している」と語り、すでにこの一件が過去のものであると強調。チームも含めて、これを今後の糧として総合力を高めていけるか、サウジGPも含めた今後のレースにおける彼らのパフォーマンスに注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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