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「なんてことだ…彼はクソッたれだ!」角田裕毅の2024年F1開幕戦はタフな1日に… 専門メディアはRBを「忘れたい乱雑なレース」と酷評

THE DIGEST編集部

2024.03.04

開幕のバーレーンGPは14位に終わった角田。(C) Getty Images

開幕のバーレーンGPは14位に終わった角田。(C) Getty Images

 F1開幕戦のバーレーン・グランプリは3月2日に決勝が行なわれ、ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅は、11番グリッドから14位という結果に終わっている。

【動画】2024年F1開幕戦バーレーンGPハイライト
 スタートでポイント圏内の10番手となり、さらに順位を上げようとした角田だったが、ハードタイヤへの2度の交換の後はペースが上がらず、終盤にはケビン・マグヌッセン(ハース)の背後につけながらも攻めあぐねる中、ソフトタイヤに履き替えたチームメイトのダニエル・リカルドが迫ったことで、チームから順位を入れ替える指示を受ける羽目となり、目標とした入賞を果たすことはできなかった。

 レース翌日に自身のSNSに「昨日はタフな1日でした。レースの前半は楽しめました。この週末のポジティブな部分を全て活かして、サウジアラビア(第2戦)ではより良く戦いたいと思います」(英語)「ポイント争いしてただけに悔しいです。ポジティブなところはあるのでそれを活かしてサウジ頑張ります」(日本語)と投稿した角田は、チームの公式サイトには以下のようにコメントを残している。

「レースの半分ほどまでは、ポイントを獲得するためにかなり上手くやれていたと思いますが、その後はレースが上手くいかないと感じました。その頃にはもうポイントを争っていなかったので、レース後の分析で全てを振り返り、今後のために確認する必要があります」

「まだ最初のレースであり、理解するための時間はたくさんあります。この週末からは、学ぶことがたくさんあります。メカニックたちは全てのピットストップで素晴らしい仕事をしてくれたので、戦略面で改善できる点があれば、サウジでのレースに向けてそれを活かしたいと思います」

 RBのテクニカルディレクターであるジョディ・エッギントンは、「様々な面でフラストレーションの溜まるレースだった。(中略)ユウキの車のバランスは良く、レースの最初の段階ではペースもかなり良かった。中団グループで上手く走り、タイヤの管理もかなり良かったが、最後のピットストップ後に幾つかポジションを失い、これを取り戻すことはできず、10位を争うチャンスを逃した」と角田のレースを振り返るとともに、開幕戦を以下のように総括した。

「この週末は安定しており、パッケージとして中団争いではかなり良いパフォーマンスを発揮したが、今夜のレースでは全てを引き出すことができなかったという点で、我々はバーレーンにおいては失望している。次週のサウジでのレースまでにやるべき仕事はたくさんあるが、同時に、次戦がすぐに開催されるということで、ここからの学びを素早く反映し、適用するチャンスだとも言える」
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