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格闘技・プロレス

「井上尚弥にも同じことが起こる」悪童・ネリが大胆不敵な予言! 無敗のタイソンが撃沈した34年前の”再現”を誓う「KOで勝つ。それ以外ない」

THE DIGEST編集部

2024.04.28

昨年12月に2階級での4団体統一を果たした井上。はたして、防衛戦の結果は…。写真:福冨倖希

昨年12月に2階級での4団体統一を果たした井上。はたして、防衛戦の結果は…。写真:福冨倖希

 さらに、「イノウエはこの試合を受けるべきではなかったね」と言い、そのワケを一気にまくし立てた。

「俺が彼の立場だったら、この試合は受けなかっただろう。彼は俺に勝っても何も得るものはない。むしろイノウエには失うものがある。でも、俺には失うものは何もない。確かに俺はチャンピオンではない。彼のようにトップに君臨していない。だから、すべてをかけて臨む。リスクを冒し、リングの上で死ぬことも厭わない」

 過激なワードを出すほど、強い覚悟を示したネリ。「重要な試合」と説く東京ドーム開催の価値を、メキシコ人ボクサーは独自な考えで次のように論じている。

「マイク・タイソンが東京ドームで無敗記録を失ったのなら、ナオヤ・イノウエもそうなる可能性がある。マイク・タイソンは怪物だった。だからこそ、東京ドームでの試合が実現したことを嬉しく思うよ」
 
 ボクシング興行としては、34年ぶりに開催される東京ドームでの防衛戦。マイク・タイソン(米国)とジェームス・ダグラス(米国)が拳を交えた世紀の一戦は、スポーツ史上屈指の番狂わせとして、いま現在もボクシング界に語り継がれる伝説の試合として記憶されている(タイソンのTKO負け)。悪童は「ノックアウトで勝つ。それ以外に方法はない」と豪語し、「イノウエか、俺のどちらかが止められるのは分かっている。でも、彼が止められるのは間違いない」と自信たっぷりな口調で締めくくっている。

 両者がリングの対角線に立つ日は、刻一刻と迫っている。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】井上尚弥がKO勝利!史上2人目となる2階級での4団体統一王者に輝く!

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