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モータースポーツ

マイアミGP7位フィニッシュの角田裕毅に元F1王者も手放しで称賛!「確実にステップアップしている」

THE DIGEST編集部

2024.05.07

 RBはダニエル・リカルド(決勝は15位)がスプリントでの4位入賞で5ポイントを稼いだことで、チームとして計12ポイントを獲得し、コンストラクターズ・ランキング6位として下位に大きな差をつけることができ、「何という週末!」とSNSで喜びを表わしたが、マシンパフォーマンス責任者のギョーム・ドゥソトゥは、以下のように角田を称賛している。
 
「ユウキは素晴らしいレースを見せ、我々はここマイアミで合計12ポイントを獲得できた! これはシーズン開始以来、チーム全体が取り組んできた膨大な作業の成果を讃えるものだ。我々は車の良いアップデートを施してここに到着し、週末の中で訪れた機会を最大限に活かすことができた」

「最初のスティントではユウキを長くステイさせた結果、SCが出動した時、新しいハードタイヤでレースの後半を攻められる絶好のポジションにいた。レース再開後の数周でポジションを落としたが、後方のジョージ・ラッセル(メルセデス)を引き離し、余裕を持てる差を作り出せた。レース全体で、彼はメルセデスのペースに追いつくことができ、車の進歩を示した」

 またチーム代表のローラン・メキーズは、「今季6戦中4度のQ3進出は、彼がどれだけ一貫して良い結果を出しているかを示しており、決勝でも10番グリッドからのスタートで、賢明でありながら攻撃的な姿勢を見せ、非常に速いドライビングで7位に入ってみせた。素晴らしい仕事ぶりだ!」と、日本人ドライバーに対して賛辞を贈った。

 トップ5に割って入った角田に対しては、各方面から高評価が下されており、1996年のF1世界王者であるデイモン・ヒルは、自身のSNSで「角田は本当に素晴らしい仕事をやり遂げた。彼は確実にステップアップしている」と、マイアミでのパフォーマンスと今季の成長ぶりを絶賛している。

 エミリア・ロマーニャ州の地元メディア『Ravenna Today』は、「マイアミGPでRBは大量ポイントを獲得したが、特に角田は安定したレースの末、ファエンツァのチームを素晴らしい7位に導いた」、ブラジルのモータースポーツ専門サイト『GRANDE PREMIO』は「土曜日にチームメイトが輝きを見せた後、角田は決勝で状況を好転させ、さらに重要なポイントを追加した」と、それぞれ伝えた。
 
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