『GPBLOG』は「強力なパフォーマンスで、再びチームにポイントをもたらすことに成功した」と寸評を綴り、採点は「７」。一方、スペインのF１モータースポーツ専門サイト『F1i.com』　は「7.5」を与え、「モナコでドライバーに必要とされる忍耐、正確さと、これまでトップ10に入ったことのない角田は、あまり結びつかないように思われていたかもしれないが、今週末の日本人ドライバーは。彼がこのところどれだけ成熟しているかを示した」と称え、さらに以下のように続けた。
  「全体を通して、ほとんどミスのない非常に落ち着いたパフォーマンスを披露。３回のフリー走行では常にトップ10の下位付近に位置し、予選でも見事に結果を出して８番手。他のドライバーが無理にチャンスを作ろうとして失敗する中、角田は忍耐強く待ち、無理をせず確実にレースを終えた。チームメイトを終始上回り、パフォーマンスに十分値する４ポイントを獲得した」

　スポーツ専門サイト『sportskeeda』は、「角田はモナコでの結果に満足すべきだろう。若い日本人ドライバーは、望んでいたポイントを獲得し、強力な週末を過ごした。それは、彼が大いに誇りを持って振り返ることのできる週末だった」と絶賛し、採点も「8.5」と非常に高いものとなっている。

　そして、英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、今回も採点ではなくランキングでドライバーを評価しており、角田は優勝したシャルル・ルクレール（フェラーリ）、アレクサンダー・アルボン（ウィリアムズ）に次ぐ「３位」。寸評でも、彼が車の力を限界まで引き出し、また高いレベルで一貫性を保っていることを高く評価した。

「角田は予選で、さらなる好成績を残すことを望んでいた。しかし、予選、決勝ともに８番目でフィニッシュすることが、彼の車の限界のようだった。彼は速く、安定しており、ミスもなかったが、これは2024年の角田にとって当たり前のこととなっている。またしても、素晴らしい週末だった」

構成●THE DIGEST編集部

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