ただ、こうした結末によって、4戦連続でチームにポイントをもたらすチャンスを逸したことで、メディアの報道はネガティブなものとなっており、フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』は、「インターミディエイトで40周近く走り続けるという戦略のおかげでポイント獲得が期待された角田だったが、レース終盤のミスで後方に追いやられてしまった」と伝えている。
「角田は残り4周でスピンし、3台の車にぶつかりそうになりながら順位を落とした。彼にはポイント獲得のチャンスがあっただけでなく、ダニエル・リカルドを抑えることも可能だった。それでも幸いなことに、コンストラクターズチャンピオンシップで6位につけているチームは、角田のチームメイトが最終的に8位でフィニッシュしたことにより、ハース(7位)との差を(21ポイントに)広げた」
構成●THE DIGEST編集部
【動画】予選で2番手タイムをたたき出した角田裕毅の走りをチェック!
英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、このレースウィークエンドでも「勝者と敗者」を選定しているが、角田の名前はやはり後者で上げられ、「カナダGPの前、角田は3戦連続でポイントを獲得しており、今回で4戦連続になる可能性があった。予選を8番手で終え、2回目のSC出動時もそのポジションで走っていたが、その後、入賞の望みは急速に潰えた」と綴り、さらに総括を続けた。「角田は残り4周でスピンし、3台の車にぶつかりそうになりながら順位を落とした。彼にはポイント獲得のチャンスがあっただけでなく、ダニエル・リカルドを抑えることも可能だった。それでも幸いなことに、コンストラクターズチャンピオンシップで6位につけているチームは、角田のチームメイトが最終的に8位でフィニッシュしたことにより、ハース(7位)との差を(21ポイントに)広げた」
構成●THE DIGEST編集部
【動画】予選で2番手タイムをたたき出した角田裕毅の走りをチェック!