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ラグビー

連覇を目指すBL東京、副将の原田衛が初代表のシーズンで感じた試練「最後は優勝できるシーズンにしたい」

向風見也

2025.03.29

日本代表でも活躍が期待される原田。ジョーンズヘッドコーチからは𠮟咤激励の声もよく飛ぶ!? (C) Getty Images

日本代表でも活躍が期待される原田。ジョーンズヘッドコーチからは𠮟咤激励の声もよく飛ぶ!? (C) Getty Images

 ナショナルチームでは、スタッフへの厳しい態度で知られるエディー・ジョーンズの「怒られ役」の選手も担ったと自覚する。

「期待の裏返しやと思うんで、頑張ります」と己を奮い立たせていたら、コンディションが万全とは言えないなか、「お前のタフさを見せるチャンスだ」とゲームの登録メンバーになることもあった。
 
 この試練からも、価値を見出していた。

「逃げなくてよかったな、っていうのはあります。この状況でも試合に出られるんだという自信にもなるというか、その他が楽に感じるというか…。メンタル的にも成長できました」

 2024年の代表活動を11月に終え、少しの休息ののちに12月下旬からのリーグワンへ身を捧げる。

 開幕当初こそ苦労した。戦術や考え方の異なる日本代表からブレイブルーパスへ戻り、そう時間が経たぬうちに実戦を迎えるシチュエーションが「想像よりも難しい」と再認識した。調子を上げるのに時間がかかった。

 もっともその問題は、時間が解決したか。

 今度のワイルドナイツ戦へ徐々に復調の原田は、「バイウィーク(リーグワン期間中の休息週)もあり、いい感じでリフレッシュできているのかな」と微笑んでいた。

 国を代表する戦士として「日本ラグビーが今後どうなっていくかはエディーさんと組織全員にかかってくる。何が何でも勝っていかないと」としつつ、まずは、リーグワンで力を尽くす。

「白熱した戦いが多いなか、東芝らしく、1日、1日、1試合、1試合を突き詰めていって、最後は優勝できるシーズンにしたいです」

 残り6戦あるレギュラーシーズン、6チームからなるプレーオフで、強さを、逞しさを表現する。

取材・文●向風見也(ラグビーライター)
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