そして内藤は4.5両国大会でIWGPタッグ王座から陥落した際、ヒロムに「フリーなんだけどさ、でもこのタッグがまだあるかもしんないよ？　続きがあるかもしんないよ？」と今後について含みを残していたのが気になるところだ。
  　しかし「東京ドーム満員」を目指す棚橋弘至社長にとって、昨年のオカダ、オスプレイ、今年の内藤らの退団はかなり痛いはずだ。内藤に関してはロスインゴ発祥の地であるメキシコCMLLマットへの参戦も囁かれるが、それなら新日本所属でもできたこと。ビッグマネーが動くアメリカのWWEやAEWとは違う話と考えた方がいい。内藤について気になるのは、台頭してきた新世代の壁にならずに辞めてしまうこと。

　残り試合では、Just 4 Guys＆本隊との８人タッグマッチが組まれている。上村優也と辻陽太の前哨戦なだけに、割って入ってくるかどうかも含めて注目したい。

文⚫︎どら増田
【記事】棚橋弘至と最後の一戦を控える真壁刀義「新日本プロレスの原点、すげえもんだろって、それを知らしめてやるよ」

【記事】大病克服のELPがTV王者奪取！ 敗れたコブは新日本離脱を示唆「別の場所に行く時が来たのかもな」

【記事】自らのプロレスを「金の取れるケンカ」と標榜 アストロノーツが主宰する『格闘探偵団』は今や世界中どこでも金が取れるイベントに